山で紛失したカメラを発見した男性、野生のクマの自撮り映像に衝撃受ける(米)

米ワイオミング州オールバニ郡在住のディラン・シュルトさん(Dylan Schilt)が9月21日、野生のクマの映像をFacebookに投稿したところ注目を集めた。なんとその映像は、クマが自分で撮影したものだという。

釣りやハンティングが趣味のディランさんは、9月下旬頃に山へアーチェリー・ハンティングに出かけた。するとそこで、4か月前にスノーモービルを運転していた際に紛失した小型デジタルビデオカメラ「GoPro」を偶然見つけたのだ。

ディランさんはキャンプ場に戻り、カメラを充電して録画された映像を確認したところ、信じられないような光景が目に飛び込んできたという。約4分半ほどの映像には、雪の中に埋もれているカメラを引っ掻いたり鼻を押しあてたりする野生のクマが捉えられていた。

どうやらこのクマが自分でカメラのスイッチを入れて撮影したようだ。クマはカメラに興味津々で何度もカメラをくわえようとするため、映像にはクマの口の中が至近距離で映っている。このクマの自撮り映像には、ユーザーから驚きの声が寄せられた。

「凶暴なクマがこんなに可愛い姿を見せていることに驚きだ。」

「クマは『このカメラ使い方わかんないよ』なんて言ってるのかも…。」

「このクマは素晴らしい風景フォトグラファーだね。だけどその映像内に自分の爪が映らないように撮影の練習をしないとね。」

なかには「映像を最後まで見ちゃったわ。とっても素敵! GoProにとって最高の広告になったわね」といったコメントも見受けられた。映像の最後には、カメラが食べ物ではないことに気づいたクマがその場を去って行ったのか、一面に広がる雪景色で終わっている。多くの人を笑顔にした映像だが、誤ってカメラを飲み込んで体調を崩すようなことにならずに済んだことがクマにとって幸いだったと言えよう。

画像は『Dylan Schilt 2021年9月21日付Facebook「Last week when I was up archery hunting, I stumbled across a GoPro that was lost while snowmobiling.」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

2021/10/5 18:35

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