菊地亜美ら“ふっくら自然体ママ”が人気。ママタレ界に変化のきざし?!

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 自分自身の妊娠・出産、育児をSNSに投稿し人気のママタレたち。産後すぐに体型を戻し、ママになっても変わらぬ美しい姿に、「ママに見えない」「産後なのに綺麗」とファンから称賛のコメントが寄せられています。

 妊娠中や産後も体型を維持する彼女たちが人気の一方で、最近ではありのままの姿で表舞台に出てきて、女性たちの共感を集めるママタレも増えてきました。

◆菊地亜美 女性から共感の声「出産したんだから太って当然」

 そのキャラから、太ったことをテレビでネタにされることが多い菊地亜美(31)。

 第一子を出産後にテレビに出た際も「産後太りした」とSNSやメディアで話題になりました。菊地によれば妊娠中に16キロ体重が増えたようで、産後も戻らないと自身のYouTubeで語っています。

https://youtu.be/dtcnWhfcYnc

 テレビに出るたびに「太った」と言われている菊地ですが、一方で女性ファンからは「出産したんだから太って当然」「時間をかけてゆっくり戻してね」「体調が一番」と体を気遣う声がSNSに寄せられ、産後もそのままの体型でメディアに出る菊地に共感の声も集まっています。

◆藤本美貴 「妊娠すると15キロくらい増加する人」と語る

 お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(45)と結婚し、3児を出産したタレントの藤本美貴(36)は、自身のYouTubeチャンネルで「妊娠中は食べないと気持ちが悪くて、3人とも全員14~15キロくらい太った」と語っています。藤本は妊娠中もメディアに出ることが多く、妊娠中の体重の増加に対してメディアが「ミキティ激太り」と報道することもありました。

 しかし、藤本は自身を「妊娠すると15キロくらい増加する人」と、明るく語っています。SNSやメディアで何を言われても、堂々と立ち振る舞う藤本の姿は圧巻です。

 そんな藤本ですが、産後はグラビティヨガで体重を戻した様子。母乳育児だったこともあり、食事制限はせず「母乳が出なくなるのはよくないのでちゃんと食べる。食べないと育児も元気にできないので」と産後の状況を語っています。

◆高城亜樹 体型へのコメントに「子育て頑張っている人には絶対に言わないでほしい言葉」

 2019年に第一子を出産した元AKB48の高城亜樹(29)も、産後の体型についてSNSで思いを語っています。

 高城のインスタに寄せられたフォロワーからの「太ったね」というコメントに対して、「百歩譲って、私は表に出る人なので言われてしまうのは仕方ないかもだけど 産後の子育て頑張っている人には絶対に言わないでほしい言葉。自分の時間なく子育てしてるんだよ。なかなか戻らない人もいるんだよ」と苦言を呈しています。

 その上で「産後体形は変わりました…。ですが、今の自分も好きです」「幸せだったらいいじゃない」としています。

◆華原朋美 「今は幸せいっぱいです」

 2019年に第一子を出産した歌手の華原朋美(47)も産後にメディアに登場するたびに、「ともちゃん太った?」など、その体型を気にする声が上がっています。しかし、本人はメディアのインタビューで「妊娠してから太っちゃって、出産しても全然体重が戻らなくて」「今は幸せいっぱいです」と明るくこたえています。

 華原のこの姿を見た女性からは「産後は体重が増えて当たり前」「自然体でいい」という声も集まっています。

◆海外セレブも産後ありのままの姿を

 表舞台に立つ有名人が産後の体型について評価されるのは、ハリウッドでも同じようです。この風潮に異議を唱え、産後のありのままの自分を表現するセレブたちもいます。

●ケイティ・ペリー

 歌手のケイティ・ペリーは俳優のオーランド・ブルームの間に、第1子となる女の子を出産。産後すぐに搾乳用のブラに産褥ショーツという「マタニティ下着」を身につけた鏡越しのセルフィーを自身のインスタグラムのストーリーで公開しました。

 アンニュイな表情とポーズで決めているケイティ・ペリーですが、担当のヘアメイクの「ものすごい疲労」というコメントが写真に添えられており、産後のリアルをユーモアたっぷりに綴っています。

●ズーイー・デシャネル

 2児を育てているハリウッド女優のズーイー・デシャネルは、第一子を出産したあとの雑誌『Redbook』のインタビューで、「出産後に、すぐに産前の体型に戻るのを期待するのはおかしなこと。子どもをお腹の中で育てて、産んだばかりなのだから元に戻るために必要なことがたくさんあるんです」と当たり前すぎることをバッサリと言っています。

◆妊婦のやせ傾向により、低体重で生まれてくる赤ちゃんが増加

 日本の妊婦が低体重の傾向にあることは日本産科婦人科学会で議論されており、同学会は2021年の3月に妊娠中の体重増加について新たな目安をまとめました。

 新しい目安では、今までの基準より増加下限値が2~3kgずつ引き上げられ、「もともとやせているか普通体重の妊婦は、これまでより体重を増やしても構わない」という方向に修正されています。妊娠前のBMIの数値が普通体重の妊婦の場合、体重増加の目安は10~13キロ、低体重(やせ)の人は12~15キロの増加が基準とされました。

 この修正の背景には妊婦のやせ傾向により、低体重で生まれてくる赤ちゃんが増加していることがあり、低体重で生まれてくる赤ちゃんは大人になってからの生活習慣病リスクが増えるだけではなく、統合失調症、慢性呼吸器症候群、骨粗しょう症などさまざまな疾患になるリスクが上がるという研究結果も出ています。

◆妊娠や出産の時期に無理に痩せる必要ある?

 自分の体ですから痩せたい人は痩せればいいのも当然です。そして芸能人にとって「元の体型に戻して、今までと同じように活動すること」が求められるのは自然なことかもしれません。しかし妊娠や出産という女性の体が目まぐるしく変化する時期に、無理に痩せる必要があるのかを考える必要もあります。

「ママに見えない」「産後とは思えない」という称賛コメントをSNSで見るたびに、ママに見えることは悪いこと?と少しモヤモヤした気持ちになります。

 見た目にだけこだわることなく、妊娠中や産後の女性が体を労(いたわ)りながら自然体に過ごせることを切に願います。

<文/瀧戸詠未>

【瀧戸詠未】
ライター/編集者。趣味は食べ歩き・飲み歩き。

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