嵐莉菜 ViViから女優デビュー 日仏共同映画の初主演!是枝監督 絶賛の演技

拡大画像を見る

 女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルを務める嵐莉菜(17)が、女優デビューすることが4日、分かった。映画「マイスモールランド」(22年公開)に主演し、難民二世という難役に挑んでいる。カンヌ国際映画祭など海外でも評価される是枝裕和監督(59)が立ち上げた映像制作者集団「分福」の新鋭・川和田恵真監督(29)がメガホンを取り、海外映画祭を視野に入れた日仏共同の意欲作。嵐はデビュー作にして是枝監督も絶賛の演技を見せ、女優道を歩み出した。

 運命的な作品に巡り会い、女優としての一歩を踏み出した。「マイスモールランド」は、日本とイギリスにルーツを持つ川和田監督が、構想から6年をかけたオリジナル作品。埼玉にある在日クルド人の住む街を舞台に、日本で日本人らしく育った、クルド人の少女の葛藤や成長を描く。

 母が日本とドイツのハーフ、父がイラン、イラク、ロシアのミックスという5カ国のマルチルーツを持つ嵐は、オーディションを経ての抜てき。自身の外見や本名に悩みを抱えていた過去を役に投影させ、デビュー作にして是枝監督が「ずっと見ていられる」と絶賛する存在感をスクリーンに焼き付けた。

 クルド人の少女を取材するなど役作りし、劇中ではトルコ語も披露。5月18日のクランクインから約1カ月かけ、ほぼ順撮りで撮影に臨み、ラストシーンでは川和田監督らスタッフ陣が涙を流すほどの熱演を見せたという。

 日仏共同制作で、フランスでの最終仕上げを予定。日本のみならず、海外映画祭も目指しており、川和田監督は「日本にとどまらない存在になると思います」と嵐に太鼓判を押した。

 子役時代にテレビ番組の再現VTRに出演したことはあるが、本格的な演技は初めて。満を持しての女優デビューに、嵐は「オーディションのお話をいただいた時『この役は絶対に私が演じたい!』と思いました。今は演技ロスで、またやりたいです。マルチルーツを持つからこそ、いろんな国の架け橋になれる存在になれたらと思っています」と振り返っている。

 ◇嵐莉菜(あらし・りな)2004年5月3日生まれ。埼玉県出身。幼少期からキッズモデルとして活動し、2019年11月に玉城ティナらを輩出した「ミスiD」でグランプリとViVi賞をW受賞。20年5月から「ViVi」の専属モデルを務める。今年9月には日本テレビ系「しゃべくり007」の「今年ブレーク間違いなしの美女SP」に出演し、飾らない人柄が評判を呼んだ。

関連リンク

  • 10/5 7:00
  • デイリースポーツ

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます