吉村知事 岸田新内閣は「政権より自民党の力が強くなる」 衆院選日程「意識してない」

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 大阪府の吉村洋文知事が4日、大阪府庁で会見。この日、発足する岸田内閣についてコメントを求められた。

 吉村知事は「コロナ禍を乗り越える内閣として、ぜひリーダーシップを発揮していただきたい。国とも協力して、このコロナ禍を乗り越えていきたい。特に今はワクチン、菅内閣の力で随分、早く進んできた。早期治療薬も出て来て状況も変わりつつあるので、感染対策を徹底しながらも社会経済を動かしていく、コロナと共存する社会を実現させていく内閣をお願いしたい」と思いを語った。

 そして、万博担当大臣として初入閣が決まった若宮健嗣氏に触れ、「東京選出の議員がなられたということ。(2025年の)万博は日本国主催の博覧会。場所は大阪・関西でやるが、主催は日本国。ドバイ万博も始まって、大阪・関西万博を大阪・関西、日本の成長の大きな土台にする必要がある。日本全体に万博を広げていく意味でも東京出身の新大臣と連携して成功させたい」とした。

 前任の井上信治氏に感謝した吉村氏は、若宮氏とは「ほとんど交流がない」としたが、「維新の国会議員のメンバーとは交流があると聞いているし、非常に素晴らしい方と聞いている。若宮新大臣とは協力してうまくやっていけると思う」と力を込めた。

 内閣の顔ぶれに関して聞かれると、「おそらく政権の力より党の力が強くなっていくんだろうなと思う。派閥を重視して、総裁選も踏まえて構成しているのでは。こういうのは総選挙も総裁選も含めて、民主主義で勝つか負けるかでやっているのでそうなるんだろうと思う。今後は政権がグイグイ引っ張って行くというよりは、自民党の力が強くなる国家運営になると思う」と見解を示し、「その中でもコロナ禍を乗り越えないといけない。新内閣とはそこを協力してやっていきたい」と付け加えた。

 また、日本維新の会副代表として、岸田内閣について問われると、「派閥重視の旧態依然とした自民党に戻っている。成長、分配にしても今のやり方で正しいのかは、きとんと見据えていかないといけないし。岸田さんは分配重視。分配ももちろん重要だが、成長の部分をどうやっていくのかというのも重要。新自由主義からの脱却と言われているが、そもそも日本はいま、新自由主義とは思わない。むしろ社会主義的な発想の方が強いと僕は思っている」とコメント。

 「対立軸になってくるのは改革を重視していくのか、新しいチャレンジを重視するか、民間の活力を生かしていくやり方をするのか、もう1つはセーフティーネット。少子高齢化社会を今までのつぎはぎでやっていけるのか。社会保障をどうしていくかが重要な課題。そこは単に反対ではなく、代案を出して対立軸を明確にして、日本維新の会は少数野党だが、ぶつけていきたい」と続けた。

 衆院選の日程として19日告示、31日投開票が有力視されることには「日程を決められるのは総理。総理が決められた日程に対応して、われわれとしても正面からぶつかっていくことになる。日程は特に意識していない」とした。

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  • 10/4 12:21
  • デイリースポーツ

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