贅を極めたカニクリームコロッケ!デートに効く“大人の洋食”
古くから親しまれる大衆料理の花形といえばとんかつと洋食。
その味により磨きをかけた『紀尾井町 とんかつ・洋食ひとみ』が、紀尾井町ガーデンテラス3階にオープンした。
率いるのは高田馬場『とんかつひなた』、銀座『かつかみ』の初代料理長を務め、とんかつの新しいスタイルを築いた日向準一さん。
幻の銘柄豚によるとんかつと、高級食材が目白押しの洋食という二枚看板を掲げた、レジェンドの集大成となる一軒に迫っていこう。
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
厳選した銘柄豚の持ち味が炸裂する希少部位のとんかつ!
「稀少部位のとんかつ」3,900円
自慢のとんかつには、1週間にわずか3頭しか出荷されない茨城・岩瀬牧場の長右衛門豚を使用。
「梅山豚とデュロック種、バークシャー種を掛け合わせた四元豚で、品のある甘みが特徴」とは日向さん。
絶妙な揚げの技術でそのポテンシャルを最大限に引き出していて、表面にうっすら滲み出る肉汁が美味しさの証だ。
部位は日替わりとなり、この日は外ももと内ももの間のシキンボウ。しっかりとした歯応えで口の中に豊かな旨みがあふれる。
手間隙をかけた絶品ビーフシチューには品格すら漂う
「黒毛和牛のビーフシチュー」5,280円
黒毛和牛の肩ロースやゲタ(バラ肉)を贅沢に使用するビーフシチュー。
とび色に輝くデミグラスソースは、フォンドボーをベースに一週間がかりで仕込んだものだ。
とろけそうな肉の柔らかさと、じんわりと染み渡るソースのコクに驚く。
高級食材がこれでもかと乗ったカニクリームコロッケに歓喜!
「カニクリームコロッケ」6,800円
カニクリームコロッケには、生うに、キャビア、さらにトリュフを豪快にオン。
サクッと揚がった衣の中には熱々のクリームとたっぷりのタラバガニが入り、噛みしめればえも言われぬ贅沢な気分に。
生トマトから作る自家製トマトソースはあっさりとしていて、豪華食材の旨みを十二分に引き出している。
あわび1匹を惜しげもなく使った高級グラタンが誕生!
「鮑のクリームグラタン」9,800円
こちらは柔らかく蒸したあわびを丸ごと投入したグラタン。
通常あわびは一口大にカットされ、どこをすくってもあわびがゴロゴロと顔を出す。
隠し味のマッシュルームで、あわびの旨みが隅々まで広がったソースにさらなるコクをプラス。
ここでしか出合えない逸品がまだまだ登場!
分厚いフィレステーキを口いっぱいに頬張りたい!
「ステーキサンド」9,800円
分厚いフィレステーキを使用した贅沢なサンドイッチも見逃せない。
レア状に焼いた肉をウスターソースにくぐらせ、バターとマスタードを塗ったトーストパンでサンド。
柔らかいフィレがねっとりと舌に絡まり、マスタードの辛味が肉の味わいを引き立てている。
デザートは自家製かき氷で決まり!
「かき氷」1,200円
通年提供されるかき氷はいちご、パイン、ミルクティ、カフェラテと4つのフレーバーから選べる。
写真はいちご味で、フワフワと繊細な食感の氷と香り高い自家製のいちごシロップが絶妙にマッチ!
天然木を使用したカウンター席では、ゆったりと上質なひとときを過ごせる
このほかにも、ロースやフィレといった王道とんかつやこだわりの洋食メニューがずらり。
中華『桃の木』、鮨『三谷』などの名店が軒を連ねる大人の美食スポットに、新感覚のレストランが仲間入りだ。