セリエA第7節が3日に行われ、5位のフィオレンティーナがここまで全勝の首位ナポリをホームに迎えた。

　拮抗した展開の中で先手を取ったのはホームのフィオレンティーナ。29分、コーナーキックのチャンスからがファーのドゥシャン・ヴラホヴィッチが折り返すと最後はルーカス・マルティネス・クアルタがボレーで流し込んでゴール右に突き刺した。

　先制を許したナポリは36分、スルーパスに反応したヴィクター・オシムヘンがエリア内で倒されてPKを獲得。ロレンツォ・インシーニェのシュートはGKバルトウォミェイ・ドラゴフスキが左手で弾くが、最後はイルビング・ロサーノが押し込んで同点に追いついた。

　ナポリは50分、ピオトル・ジエリンスキのフリーキックにアミル・ラフマニがヘディングで合わせて逆転に成功する。

　その後も両者一進一退の攻防を繰り広げるが、ゴールネットを揺らせずそのまま試合は終了。敵地でフィオレンティーナに先制点を許したナポリだが、計6本の枠内シュートを浴びせて得点を重ねて、今シーズンのリーグ戦で開幕からの7連勝を達成した。

【スコア】

フィオレンティーナ　1－2　ナポリ

【得点者】

1－0　29分　ルーカス・マルティネス・クアルタ（フィオレンティーナ）

1－1　38分　イルビング・ロサーノ（ナポリ）

1－2　50分　アミル・ラフマニ（ナポリ）