「TIF2021」“成人なこみく”初ステージ「大人っぽいですか?」の問いに会場静寂!?

HKT48の矢吹奈子と田中美久のユニット・なこみくが3日、東京・お台場青海周辺エリアで10月1日から3日(1日は中止)にかけて開催されている世界最大のアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2021」(TIF2021)3日目のDOLL FACTORY(フジテレビ湾岸スタジオ M1)に出演した。

矢吹と田中はともに小学6年生だった2013年にHKT48の3期生として加入。同期で同い歳、背丈も一緒の仲良しコンビとしてカップリングされる機会も多く、“なこみく”の愛称でファンから愛されている2人は、HKT48の3rdシングル『桜、みんなで食べた』で同時に初選抜入りを果たし、HKT48の11thシングル『早送りカレンダー』では表題曲のセンターに初抜擢されてWセンターを務めるなど、ともに歩みを進めていた。

その後、韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』に参加して6位にランクインした矢吹が、オーディションで選ばれた韓国人9名と日本人3名で結成された日韓合同の12人組女性アイドルグループ・IZ*ONEの活動に専念するため、2018年10月29日から2021年4月29日までの2年半、韓国を拠点に活動。世界を魅了するパフォーマンスを習得してHKT48に復帰。その間、HKT48を守り続けた田中は、HKT48のエースに成長し、20歳の誕生日に発売した初写真集も爆売れするなど、人気アイドルとしての地位を確立した。

そんな2人が同ステージで久しぶりに“なこみく”として復活。HKT48のovertureが流れ、現場、そしてコメント欄が盛り上がりを見せる中、2人がスタンドマイクを手にして登場すると、“やっぱりこの曲”とファンも勘付き、その期待通りに2人のオリジナル楽曲『生意気リップス』を披露。曲中のセリフを「(矢吹)あのね、見た目が子どもっぽいからって、ナメないでほしいのね」、「(田中)てかさ、私たちもうハタチだし、そういうの疲れるんだよ」「(矢吹)だからやめておいたほうがいいよ」、「(田中)私たちを好きになると」、「(2人)やけどするよー!」と20歳バージョンに変えた2人。

しかし、その後のMCで田中は「20歳になって初の『生意気リップス』」と目を輝かせ、矢吹も「20歳のなこみくでみなさんの前に立つのも初めて。成人なこみくです」と声を弾ませたが、田中が「大人っぽいですか?」と投げかけると、観客の拍手が一瞬で鳴り止み、2人は「あれ?ちょっと待って」と苦笑い。これに矢吹は「これからまだまだ大人になっていけるように頑張ります」と力を込めた。

そして、渡辺麻友さんと指原莉乃のデュエット曲『アボガドじゃね〜し』と前田敦子と板野友美のデュエット曲『君と僕の関係』のポップでキュートな2曲をかわいらしさ全開で攻め立てると、一転、田中が「私がずっと奈子と歌いたかった曲で、昔よくカラオケで歌ってた曲」と紹介し、島崎遥香と横山由依のデュエット曲『友達でいられるなら』と、2人が「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」で9位と10位にランクインし、初めてAKB48の選抜入りを果たした思い出の楽曲『センチメンタルトレイン』をしっとりと歌い上げると、会場はエモーショナルな雰囲気に包まれ、コメント欄には“なこみくは永遠”と書き込まれた。

その後のMCで田中は「『センチメンタルトレイン』は3年ぶりで、2人でランクインさせていただいたときに、私50175票だったんですけど、5175で“来い奈子”で、その次に9位で奈子が呼ばれたので、それがすごいと思って、自分の中でも思い入れのある楽曲です」とエピソードを明かして懐かしんだ。最後には、HKT48でWセンターを務めた『早送りカレンダー』を披露して会場を一段と盛り上げ、ステージを後にした。

<セットリスト>

M1:生意気リップス

M2:アボガドじゃね〜し

M3:君と僕の関係

M4:友達でいられるなら

M5:センチメンタルトレイン

M6:早送りカレンダー

©2021TOKYO IDOL  PROJECT

2021/10/3 14:03

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます