バルサ会長、クーマン監督の続投を明言「アトレティコ戦の結果にかかわらず…」

 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ロナルド・クーマン監督の続投を明言した。2日、スペイン紙『アス』が伝えた。

バルセロナは29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節でベンフィカに0-3の敗戦を喫し、クラブ史上初のCL開幕2連敗。同試合後、ラポルタ会長はクーマン監督の去就やチームのパフォーマンスをめぐって側近と緊急の会議を行ったことが報じられていた。

 代表ウィーク直前というタイミングもあり、クーマン監督の解任は時間の問題だと考えられていた。一方、財政難のクラブにとってクーマン監督の契約解除金は大きな負担になるだろうとの見方もあり、その去就には大きな注目が集まっていた。

 そんななか、2日に行われるラ・リーガ第8節アトレティコ・マドリード戦に向けて首都を訪れたラポルタ会長は、メディアに対してクーマン監督の続投を明言。「今日(アトレティコ戦)の結果にかかわらず、クーマンは監督であり続ける」と語り、指揮官への信頼を口にしている。

「クーマンはバルサを愛しており、組織的にもスポーツ的にも困難な時期にクラブへ来ることを決めた。彼と話してみて、彼がこのチームに自信を持っていることがわかった。特に、負傷した選手たちが回復すれば、すぐに我々はもっと余裕を持って行動できるようになる」

「クーマン監督はこれからもバルセロナの監督であり続ける。(2022年6月30日まで)有効な契約があるしね。これからは良い結果が戻ってくることを望んでいる」

2021/10/2 23:53

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