待望のファーストアルバム「Snow Mania S1」を発売した9月29日、平日にも関わらず朝も早くから街のあちこちで、女性たちが列をなしていた。

　都心部ではポスターやパネルなど大々的なプロモーションが行われ、“リスナーを虜=Maniaにさせるという”ネーミング通り、熱狂が伝わる。

　同日の夜に放送された「突然ですが占ってもいいですか？」（フジテレビ系）2時間SPの大取ゲストにはSnow Manのメンバー目黒蓮、佐久間大介、深澤辰哉の3人が登場した。

　占うのは、これまで数々のジャニーズタレントを同番組で“丸裸”にしてきた最強占い師・星ひとみ。生年月日や手相、姓名判断などを組み合わせた独自の天星術を駆使するのだが、相手がアイドルでもお構いなしにお見通し。

　星は早々に「ちゃんと噛んで食べること。30回噛んでください」と最年長である深澤に説教すると、佐久間が「マジで食事はやいんです。ほぼ噛んでない」と追撃し、出だしからイジられちゃった深澤は「病院に来たみたい……」と、ばつがわるそう。

　 次に目黒は“一人で熱く語る星”や“ガサツな星”を持っていて「部屋汚いと思いますよ」と星が探ると「汚いっす汚いっす」とハンサムな顔で白状し、財布や携帯電話もよくなくすという、おちゃめな一面も。

「先生、僕はどうですか？」と欲しがり屋さんな佐久間は「エイリアンの星を持っています。自分で変人だって気づいてる？」と言われ、目を大きく見開き「いや、僕、真人間だと思う」と自覚はないようだ。

　そして、どうやら“寝なくてもいい星”が佐久間には入っているようだと星が話すと、全員が身を前に乗り出し「分かる～！」と大興奮。佐久間は寝るのがもったいないから睡眠が嫌いで、3時間睡眠が2番調子良く、朝の4時からずっと騒いでいて、同じテンションの高さというエイリアンさを覗かせた。

　番組の合間も、メンバー9人で出演する企業のCMやアルバムのCMが流れ、この日はManiaの心をくすぐる。

　そして気になる色恋の話に。

　占いによると目黒は「女性を喜ばせる戦闘能力が超高い。相手が望んでいることをわかっているんだけど、クールに焦らし、スイッチ入るとめちゃくちゃイチャイチャするタイプ」だという。

　太ももがキレイな人が好きで、26歳くらいでストイックに仕事熱心な人と出会う運命とのことだった。

　次に「僕モテ期きてます？ 終わりました？」と食い気味で聞いたのは深澤。

　33歳でモテ期の絶頂期が到来するが、「過去の栄光を引きずらないこと」と星は付け加えると、佐久間と目黒は突っ伏して大笑いし「これは引きずってます。過去のことをずーっと言ってる」とモテ武勇伝を、メンバー内でひけらかしていることを2人に暴露された。

　加えて「いや……好きとか恋というのは、あまり占いで出ていない。ただのいい人」と星にその武勇伝は、ただの恥ずかしい勘違いだと指摘された。

　さてここからグループの話に移ると「ピンチをチャンスに変える力がある。ダメだと思われても崖から落ちそうと思われても、好転する運命が入っているのがSnow Manって名前」だと褒めた。

　深澤は「結構いろんな崖っぷちに立たされたり、変化があった」と、しみじみグループの歴史を振り返った。

　佐久間と深澤は共に22－23歳のころに「ジャニーズを辞めようかなぐらいまでいってた」ようで、下積みが長かっただけに、一般人と同様「友達が就職している中でこのままやって成功するのか」と悩んでいたという。

　そして目黒は、高校2年生で挫折したかを星に聞かれると「うわっ！ 19歳の後半までは、ずっと自信がなかったです。ジャニーズに入ってから、こんなカッコいい人たちがたくさんいるんだって、どんどん自信がなくなっていきました。このまま中途半端に辞めるんだったら、あと何年なのかタイムリミットを決めて、悔いのないようにやり切って、それでもダメだったら辞めればいい」と当時の心境を話した。

「タイムリミットの数字が22じゃない？」と星が聞くと「そうそう！ スゴイ！ その22歳でデビューできました」と驚く目黒に「自信をもって。笑えばいい」とアドバイスを送った。

「めめは、それこそ……」と深澤が話し出すと「めめ？」に食いついた星。

　呼び名についても吉凶があり、深澤の“フッカさん”は大吉（平仮名で「ふっか」は×）で、目黒の“めめ”は画数的に健康運ダウン、代わりに“めーめ”と呼ばれると成功運・偉大運・海外運・仕事運がUPするという。

　佐久間の“さっくん”は、可もなく不可もなく普通で、“さくさくさくま”という「やベぇ呼び名」に変えると全てを好転させる画数になるという。

　別スタジオで見守っていたMC陣は、VTRを振り返り「あ～面白かった」を連発し、ますますSnow Manの虜になっていた。