酵素=健康ではない? 最強コールドプレスマシン「Hurom H-200」で科学的に正しい体調管理

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【木村ヒデノリのTech Magic #074】 家に籠る生活で健康が気になっている方も多いのではないだろうか。筆者は30代後半になってから特に太りやすくなった。基本的に減量は得意なので、糖質制限などすればすぐに痩せられる。しかし未来永劫続けるのは無理があるし、健康的に体重を保ちたい。そんな思いから方法を探り、見つけたのがHurom(ヒューロム)のコールドプレスマシンだ。どんなサプリよりも飲み始めてすぐに変化を感じた驚きと、正しい知識を持って使わないと意味がないという筆者が得た教訓を併せてお伝えしたい。

●そもそもコールドプレスとは? ブレンダーやミキサーとの違い


 タピオカより少し前に流行ったので聞いたことがある方も多いと思うが、初めにコールドプレスについて説明しておこう。コールドプレスとは「素材に熱が加わらないよう低速(コールド)で強い圧力(プレス)をかけて抽出するジュース」のことである。スムージーのようなブレンダーやミキサーで作るジュースとの違いは、切り刻まないので熱が加わらないことと、撹拌しないので空気に触れず酸化しにくい点。一般的にはコールドプレスの方が素材の栄養素を損ないづらいとされている。こうした抽出方法ができる機械のことをスロージューサー、コールドプレスマシンなどと呼び、家で手軽にコールドプレスジュースを飲みたい層に人気なのだ。
 コールドプレスジュースの利点は足りていなかった生の野菜やフルーツを手軽に摂取できる部分にある。普段フルーツを食べない筆者もこれなら試してみたいという気持ちになった。また、通常よりも頻繁かつ大量に生野菜を摂取できるのも魅力だ。考えてみれば普段食べている野菜はほぼ加熱されている。そうなると熱で壊れてしまう栄養素は取れていないことになるので、フルーツすら食べない筆者には圧倒的に取れていない栄養素がありそうだ。この辺りを改善する取り組みは今までしたことがなかったので、試してみる価値があると判断した。

●とにかく取り回しが楽、大量投入と洗いやすさで毎日続けられる


 調べてみると、さまざまなコールドプレスマシンがある。その中でも特に異彩を放っていたのがHurom H-200だ。他のマシンとの大きな違いは「メガホッパー」と呼ばれる材料投入部分の形状。従来のマシンは上から切った果物を少しずつ投入していたが、H-200はかなり大量の材料を切ることなく投入して一気に搾ることができる。従来品だと搾汁前に材料の下拵えという一手間が加わるので、これを省略できる機構は使ってみて大変気に入った。
 また、洗いやすいのも素晴らしい。独自の樹脂製フィルター2種を重ねて搾汁する「分離搾汁方式」を採用したことで、目の細かいフィルターに食材が詰まって洗いづらい弱点を解決している。材料のカスはかなり大量に出るので、ザルを置いてその中で洗うなど工夫は必要なものの、水で流すだけでほぼ全ての部品がさっと綺麗になる手軽さは驚愕だ。この手の製品は洗いづらさから使わなくなってしまうケースも多い。こうした弱点なくす製品開発は、40年以上専業メーカーとしてやってきたヒューロムならではで、さすがと言わざるを得ない。

●健康のために使うなら、正しい知識で運用するべし


 毎日コールドプレスジュースを飲める環境になったわけだが、そもそもコールドプレスジュースは何が良いのか。今回筆者は適正体重を無理なく維持し、かつ「健康になる」というのが目的なので調べてみた。よくある誤解は「コールドプレスジュースで酵素を取ると健康になる!」というものだ。
 酵素は体内で産生される「体内酵素(消化酵素・代謝酵素)」と「体外酵素(食物酵素・そのほか腸の常在細菌が産生する酵素)」に分けられるが、体外酵素である食物由来の酵素を口から摂取しても体内酵素へは変換されない。体内酵素はサプリなどでも補えず、年齢によって減っていく傾向にある(増やせない)。この点を誤解している読者は多いと思うので注意してほしい。
 では飲む意味がないのかというとそうでもない。食物酵素は胃酸の分泌が少ないうちは酵素としての働きを持っているし、コールドプレスジュースには食物繊維が豊富に含まれている。これも多い誤解だが、搾りかすとして残っているのは不溶性食物繊維と言われるもので、ジュースの中には水溶性食物繊維は豊富に含まれているのだ。
 結論はというと、体内酵素は補えず年齢によって減っていくので、これをいかにマネジメントしていくかが体重維持と健康管理のポイントになる。つまり、体内の「消化酵素」の使用を減らし、「代謝酵素」を使えるようにする。さらに腸内細菌が酵素(体外酵素)を産生しやすい状態にするのが理想だ。
 コールドプレスジュースはこのどちらにもメリットを持っている。食物酵素を取り入れられるとともに、不溶性食物繊維が取り除かれているので消化酵素の使用を減らすことができる(胃や腸にやさしい)。また、多く含まれる水溶性食物繊維は腸内の善玉菌の餌になることから腸内環境を善玉菌優位の状態に保ちやすい。30代以上の方は、食べすぎて代謝酵素が回らなくなっている可能性が高いので、ジュースを取り入れて食べる量を調整するのは理にかなっているといえる。
 筆者の個人的な感覚だが、飲み始めてからは食べたい気持ちがさほど強く出なくなった。朝1杯を目安にジュースを飲んでいるが、今までのどんな方法より目に見えて効果があった。Huromのマシンがあれば毎日コールドプレスジュースを無理なく作れる環境にを作れるが、どうせなら摂取する栄養や体の仕組みを理解しておくとさらに一段上の活用ができる。仕組みがわかれば簡単なので、皆さんも「消化酵素」の消費を減らす生活を試してみてほしい。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Art Director、スマートホームbento(ベントー)ブランドディレクター、IoTエバンジェリスト。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)

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