景井ひな「両親は大反対」「内定も辞退」私が芸能界に入るまで

景井ひなが、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。TikTokで話題になるまでの自身の半生を、3つのパートに分けて振り返りました。

(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! GIRLS LOCKS!」9月30日(木)放送分)

景井:TikTokにも投稿したんですけど、私の半生を描いた日本生命さんの特別ムービーが公開されたんです。みなさん見ていただけたでしょうか? 私のTikTokと日本生命さんのアカウントに動画が載っていますので、ぜひ見てみてください! このお話が来たときは、まさか私のいままで歩んできた人生を元に作ってもらえるなんて思ってもなかったので、すごく嬉しかったです。いままでやってきたことを、改めて第三者の視点で見るような形になって「頑張って来たな~」と思って……。このお話が来てこの台本があがってきたときは、すごく涙を流しました。

それにちなみ、私、景井ひなの半生を、第1章・第2章・第3章の3つのポイントで振り返っていきます。

◆『カゲヒナヒストリー』

第1章……はじめてできた夢

景井:生まれて初めてできた夢は、実は漫画家かデザイナーだったんですよ。このときは、まだ芸能界に入ることは夢ではありませんでした。成長するにつれて、漫画家になるには私の画力じゃ足りないな、ってことに気がつき……、デザイナーになるためには……お勉強が苦手だったので、そこも成長するうちにわかり始めて……。

この2つの夢は諦めるしかないって思ったときに、お洋服が大好きだからファッションに関係するお仕事に就きたいなって。幼いながらにモデルさんが目に入って、すごくキラキラしていて楽しそう! と思ったのがきっかけで、夢がモデルに変わりました。

でも、この夢に向かって努力して叶えていく……という理想はあったんですけど、私の家庭がすごく厳しかったんです。小さいときに「モデルに憧れている」って話をしたら、大反対されたことがあって。その時は結構すぐに諦められました。親から言われたことだったし、ちっちゃいということもあって「親の言うことは絶対!」と思っていたから。すぐに諦めて、違う道を生きていこうと思いましたね。

◆『カゲヒナヒストリー』

第2章……一度はもらった内定

景井:私は一度内定をもらっているんです。芸能界の夢を諦めたあとに……家が自営業をやっていまして、親と同じ職種に就きなさいって育てられてきたんですね。幼いころの私はそれでもいいかな、と思ってそのまま育ってきたんですけど……。途中で「都会に出てみたい!」とか、「一人暮らしをやってみたい!」とか考えるうちに、どんどん「親と同じ職業はイヤだ!」って考え始めました。

私はサプライズをすることがすごく好きなんです。学生のころは、友達の誕生日になると(別の)友達にも協力してもらってサプライズをしていました。そういうことを考えるのがすごく好きだったので、人を喜ばせる職種に就きたいと思いました。そこで、ウェディング関連のお仕事がドンピシャじゃないかと考えて、ウェディング関係の専門学校に張りました。

最初はウェディングプランナーを目指していたんですけど、いろいろと真面目に授業を受けているうちに……ファッションがすごい好きだから、ウェディングプランナーよりもドレスの道が合うなってわかったんです。そこからは、プランナーの授業からヘアメイクとかドレスの授業を選択して、自分の行きたかったドレスショップから内定をいただけました。

そのときはまだTikTokを始めていなくて、内定が決まって卒業するってときに友達から勧められてやってみたんです。そしたら、朝起きたら通知が+99になってて急にバズっていて! いろんな芸能事務所さんからも、たくさんお声がかかって……。その1日でゴロっと変わりました。こんなチャンスがあるんだったら絶対こっち(芸能界)に行きたいと思って……内定も嬉しかったけどそれよりも倍嬉しくて、自分の気持ちはけっこう固まっていました。

◆『カゲヒナヒストリー』

第3章……条件付きでの上京

景井:「何の条件?」って気になる方もいると思うんですけど、両親は大反対! 両親には、TikTokがバズった後すぐに電話をかけて、「芸能界の道に進みたい」って話したんです。でも当然のごとく大反対されて、内定を先に断りました(笑)。

後戻りできないように勝手に断って、そこから大反対していた親をどう説得したかっていうと……まずは土下座しました。そして、とにかく腹を割って話しました。そのときに、学生時代にいじめを受けていたことも初めて話しました。不登校になったのもこういうことがきっかけだったとか、こういうことがあったから行けなかったとか。そして、「その中でもずっとこの夢があったよ」って。そしたら親も、反対しながらですが「そこまで言うんだったら」とか、「そこの事務所だったら名前を知っているし安心できるよね」って。でも「2年でダメだったら絶対帰って来い!」と言われて、「わかりました」と。

私は「2年でも何でもやってやる!」、「絶対成功させるぞ!」って思っていたんですけど、どうなるかわからないから不安はすごくありました。でも、「いままで頑張ってきたことがあるか?」って言われたら、いままではなかったんですけど、今は「TikTokを頑張ってきました!」って胸を張って言えるぐらい本当に頑張りました!

(TikTokは)最初は批判的なコメントもすごく多くて、心が折れたりもしました。でも2年という条件があるから、心が折れてなんかいられないと思ったり……あとはTikTokをちゃんとやっていこうと思ったきっかけも、ファンの方からの温かいコメントが多かったからなんです。その人たちの為に頑張ろう、と思いましたね。マイナスな言葉を向けられていることを意識するよりも、プラスな言葉を向けてくれている人たちのことをちゃんと見ようと思って。その人たちのために頑張っているんだから! と思い、その人たちをモチベーションに頑張っていました!

(約束から)2年が経ったんですけど、親の反応は……私が頑張っているのを知っているし、いいよってちゃんと許してもらえました。「頑張れ!」って今では応援してくれていて、私がコラボグッズを出すってなったら、グッズを全部買い占めてくれたりしています(笑)。この芸能界の仕事を始めてから、親とたくさん話すようになりました。笑顔の回数も増えたし、親と家族と一緒にいてよかったなと思います。

改めて私の人生をイチから話すってすごく新鮮なことだったので、感極まりそうで涙をこらえながら頑張りました。ということで、私とは来月! 景井ひなでした。

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聴取期限 2021年10月8日(金)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:こもり教頭

放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55

番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

2021/10/2 17:00

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