ブリトニー・スピアーズの父、ついに後見人から解任される 「娘にとって損失」と声明

 成人後見人制度の解除を求めているブリトニー・スピアーズ。その最優先課題として、実父ジェイミー・スピアーズを後見人から外すよう求めてきたが、この度ついに、その訴えが認められた。これを受け、父が弁護士を通じ、声明を発表した。

 ブリトニーに成年後見制度が適用されたのは、2008年。2000年代半ばにメンタル面で問題を抱え、2007年には突然坊主頭にするなどの行動を重ねていたことから、実父ジェイミー・スピアーズによる成年後見人制度が適用された。これに対し、ブリトニーが制度の取り下げを求め訴えを起こし、まずは実父ジェイミーを後見人から外すよう求めていた。

 Varietyによると、その訴えがついに認められ、現地時間9月29日、ロサンゼルスの裁判所がジェイミーを後見人から外し、彼女の金銭を管理する職を直ちに解くよう決定したという。

 これを受け、ジェイミーが弁護士を通じて声明を発表。「スピアーズ氏は娘ブリトニーを無条件に愛しています。13年の間、彼は娘の利益になるように、後見人として、あるいは父親として、務めてきました。当初、娘の希望でこの制度を適用し、私は後見人となることに合意しました。彼女のキャリアの再構築と、子どもたちとの関係修復も助けてきました」とコメント。

 また、メンタルに問題を抱えた家族をサポートすることは、莫大な労力を伴うと主張。メディアやブリトニーの弁護士などから自身に向けられた、虚偽や、推論的で根拠のない攻撃に対し、口を閉ざしていたことが今回の決定に繋がったとし、今回の決定は「ブリトニーにとって損失である」とした。

 続けて、「後見人からは外れましたが、スピアーズ氏は娘の最善と、全ての問題が良い解決を見るよう、これからも見守っていきます」と締めている。

2021/10/1 21:26

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