マツコ、母親の死で部屋がゴミ屋敷寸前に「“タガ”が外れてしまった」

マツコ・デラックスが現在もコメンテーターを務める情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演を始めた2005年頃に住んでいた部屋は、整理整頓され定期的に掃除もしていたので綺麗だったという。翌年にはお昼のワイドショー『ピンポン!』(TBS系)の金曜コメンテーターとして島崎和歌子(48)と共演し、タレント活動が軌道に乗って急激にレギュラー番組が増え始めた。次の引っ越し先ではは「あら?」「私こんなに怠惰な人間だったかしら?」と思うようになったという。部屋が散らかっていてもあまり気にならなかったのだ。だがこの頃は、急に人が家に訪ねてきても少し外で待っていてもらえれば、すぐに片付けて入ってもらえるくらいの余裕はあったそうだ。

そして現在の住まいは、部屋中が物で埋め尽くされて「必要なものなのか、そうでないのか」「いつから部屋にあるのか」「何が出てくるのか」と自分では手の施しようがない状態だという。もし家に誰かを呼ぶとしたら、テレビ番組の“片付けられない人特集”で清掃業者に来てもらうぐらいしか考えられない―とマツコは真顔で話す。「部屋の乱れ=心の乱れ」「自分の精神状態が家に反映されてるのよ」と自己分析はできているものの、帰宅すると“無駄なことで動きたくない”と掃除どころか何もせず、埃まみれだろうとじっとしているという。

マツコの話を聞いていた夏目三久(37)は本当に驚き、「大丈夫ですか? じゃあ今、精神状態あまり良くないんですか?」と心配顔である。「ある時から音を立てて崩れていった」と語るマツコが思い当たるのは、2016年に母親を亡くしてからなのだ。

マツコは2014年8月放送の『5時に夢中!』で「今の稼ぎをすべて両親と自分の老後のために蓄えている」と話している。当時41歳だったが両親とも80代に入っており、苦労をかけてきた一人っ子の自分がやれることはこれしかない―と熱弁していたものだ。だがその2年後に母親が旅立ったことで、マツコの中で“タガ”が外れてしまったらしい。「母親が見て悲しまないように生きてきたのかもしれない」、「いくつになっても、ちゃんと怒ってくれるのは母親だけ」というマツコの言葉に、ネット上では「マツコの言うとおりすぎる。母のありがたみが最近すごい」、「私も母を亡くしてからキチンと律することが出来なくなった…社会人としては頑張ったけど」、「めっちゃ最近危惧してることをマツコさんが言ってるよ~ 私も母死んだら何のために生きるのかわからんもん」「マツコの言ってることわかる、母がいなくなったら何もかもどうでも良くなりそうでこわい」と同調する声が少なくない。

今90歳の父親がもしいなくなったら、さらにタガが外れて自分は体重が500キロぐらいになって部屋で動けなくなっているかも―と想像するマツコ。だが「恩人であり道しるべであり大好きな先輩」と涙を堪えて感謝を伝えた夏目のためにも、健康には留意してまだまだ第一線で頑張ってほしいものだ。

(TechinsightJapan編集部 みやび)

2021/10/1 19:34

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