「部屋にリンゴを隠しておいて」 奇妙なリクエストに応えるホテルスタッフに称賛の声(豪)

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豪ビクトリア州メルボルン中心地を通るコリンズ通りのホテル「Novotel」に宿泊したトミーさん(Tommy)は9月13日、自身のTikTokアカウントにてホテルスタッフに伝えたという簡単なリクエストを公開した。

宿泊したのは2019年のことだと明かすトミーさんは、宿泊予定の1週間ほど前にリクエストを記載したメールをホテルに送った。

「そちらのホテルに2泊する予定なのですが、1つお願いがあります。少し奇妙に思えるかもしれませんが、私が探し出せるように部屋のどこかにリンゴを1個隠しておいてもらえませんか?」

「私はよく旅行をしていて、このようなちょっとしたゲームで仕事を忘れてストレスレベルを下げることができるんです。どんなものでも楽しめるので、リンゴの種類は気にしません。」

トミーさんからのメールを受け取ったホテルは、「あなたの予約にメモしておきました。要望に応えられるように最善を尽くします」と返信した。

そして宿泊当日、受付でチェックインしようと名前を告げると、スタッフは「あなたがアップルボーイ(apple boy)ね」と笑い、部屋に1個ではなく5個のリンゴを隠したと伝えた。

部屋に着いて荷物を下ろしたトミーさんは、ベッドの上にペットボトルの水と一緒に手書きのメモが置かれていることに気付いた。そこには「部屋にはリンゴが隠されていますが、水は簡単に見つかる場所にあります。いくつリンゴを見つけることができたか教えてください」と書かれていた。

早速リンゴ探しを開始したトミーさんは、デスクの引き出しを順番に開けて確認し、机の下を覗いてみるがリンゴは無く、難易度はやや高めの様子。クローゼットにしまわれていた布団をめくってもリンゴは無かったが、その隣にあった金庫を開けてみると1個目のリンゴが現れた。

次にベッドに目を付けたトミーさんがたくさん並んでいた枕を全てめくると、すぐに2個目のリンゴを発見した。

続いてコーヒーや紅茶、カップ、ケトルが並ぶトレーをサッと確認し、ついでに近くにあったゴミ箱の中も探したがリンゴは無い。そして小型の冷蔵庫を開けてみると、ドアポケットに3個目のリンゴが置かれていた。

4個目の捜索は窓際やカーテン、ソファの裏側、洗面所、トイレなど広範囲を見て回ったが、最終的にベッドサイドテーブルの引き出しの中に見つけることができた。

ここまで順調に見つかったが、最後の1個だけがどうしても見つからず、トミーさんは一度リンゴ探しを中断した。翌朝、目を覚ましたトミーさんはリンゴ探しを再開すると、なんとケトルの中に5個目のリンゴを見つけた。

リンゴ探しを大いに楽しんだ様子のトミーさんの動画は、今月1日の時点で180万件以上の「いいね」が集まっており、「素晴らしいカスタマーサービスだ」「これはスタッフたちも楽しめるだろうね」「この対応は期待以上だよ」と称賛の声が届いている。

なお仕事の都合上、ホテルに泊まることが多いというトミーさんは以前から似たようなリクエストを様々なホテルで行っているという。

昨年1月、首都キャンベラのホテル「The Sebel Canberra Civic」に宿泊した際には「受付のスタッフに私の顔をイメージして描いてもらい、それを枕元に置いていただけませんか? 知らない人からのメールに基づいてどのようにイメージするのかと考えるのは面白いと思うんです」とリクエストしており、部屋には似顔絵がしっかりと用意されていたという。

他にも「ソーセージの詳細な作り方を印刷しておいてほしい」「元クリケット選手のマイク・ホイットニー(Mike Whitney)の写真を印刷しておいてください」「メールに添付したパズルを解いておいてください」などホテルスタッフが首をかしげてしまうようなリクエストをしたが、いずれもしっかりと対応してくれたという。

奇妙なリクエストでも、顧客の要望である限り丁寧に答えるスタッフたちには脱帽である。

画像は『Tommy 2021年9月13日付TikTok「The infamous apple incident of 2019.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • Techinsight japan

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