『最後の決闘裁判』ジョディ・カマー、真実を告発する女性の本ポスター&場面写真解禁

拡大画像を見る

名匠リドリー・スコット監督のもと、マット・デイモンとベン・アフレックがアカデミー賞脚本賞受賞『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来のタッグを組んで参加した『最後の決闘裁判』。この度、歴史を変えた衝撃の史実を描く本作から、本ポスターと共に、重要人物を演じるジョディ・カマーの場面写真が解禁された。




今回解禁となった本ポスターで、注目すべきは中央に佇むマルグリット。女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した女性を演じたジョディ・カマーだ。

カルト的人気を獲得しているテレビシリーズ「キリング・イヴ/Killing Eve」のヴィラネル役で、2019年のエミー賞主演女優賞(ドラマ部門)および英国アカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。現在公開中の『フリー・ガイ』では“ゲームの世界”と“現実の世界”で全く異なる一人二役を演じ、その魅力と高い演技力を披露。また、次回作もリドリー・スコット監督の『Kitbag』(原題)でホアキン・フェニックスとの共演が決定しており、かつて『エイリアン』シリーズでシガニー・ウィーバーがスターダムに押し上げられたように、スコット監督のお墨付きをもらった次世代の大注目女優といえる。

そんな彼女が本作で演じるのは、14世紀フランスを生きる騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット。カルージュの旧友ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に暴行されたと訴えるが、彼は無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられるも、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるという役柄である。

また、ジョディはキャストとしてだけでなく、脚本のチームにも参画。史実としていまだに真相不明なこのフランス最後の決闘裁判には、男性側の視点でしか記録や資料が残されておらず、これまで抜け落ちていたマルグリットの視点を描くために、マットとベンは女性の脚本家が必要だと考え、『ある女流作家の罪と罰』で第91回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた脚本家ニコール・ホロフセナーをチームに迎え入れた。さらに、「この三人の脚本家に会議に招待されて、意見を聞かれ、どうしたいのか、どう感じるかということを聞かれ、それをとても大事にしてもらった」と、ジョディも積極的に脚本会議に参加したことを先日行われたヴェネチア国際映画祭で明かしたばかり。

史実には残っていない事件を告発した被害者マルグリットの視点を交え、被害者マルグリットの夫カルージュ、訴えられた被告ル・グリの、3人の視点で描く黒澤明監督の『羅生門』的三幕構成となっていることでも話題の本作。

ジュディは、ベン・アフレックから「自分のキャラクターを演じるだけでなくて、まずマットの視点の中にいる彼女を演じる。そして今度はアダムの役の視点の中にいる彼女を演じる。そして最後に自分自身をその全体性を理解しながら演じる。そしてそのどれも他があるということを悟られてはいけない。観客にそれが事前に知られてもいけない。それはものすごい才能を求められ、そうできたことがとてもすばらしく、力強い結果を生んでいる。この映画がうまくいくもいかないもすべてジョディの演技にかかっているということ。針の穴を通すような演技の力!」とコメントをもらうほど。

そしてジョディ本人も、「それぞれの視点において、観客がキャラクターの語っていることを本当に信じられるということがとても重要であり、そのように演じることがわたしたちにとっても楽しいことでした。時には頭が少しクラクラにもなりましたよ。3つの異なる視点を、すべて同じ日に撮影することもありましたから!」と尋常ではない集中力を要する現場だったことを明かしている。

本ポスターは、毅然とした立ち姿が印象的なマルグリットを中心に、カルージュ、ル・グリ、そして彼らの運命を揺さぶる主君ピエール伯(ベン)がその周りを取り巻き、暗雲立ち込める背景が決闘裁判の行く末を案じさせるビジュアルとなっている。

『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。



(text:cinemacafe.net)


■関連作品:
最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開
© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

関連リンク

  • 10/1 17:00
  • cinemacafe.net

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます