「いま生きているのは校長のおかげ」中3リスナーと最後の約束

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。9月30日(木)の放送では、10代のリスナーが、この日をもって退任するパーソナリティのさかた校長に伝えたいメッセージを届けていきました。そのなかから、「いま生きているのは校長のおかげ」という、中3の女性リスナーとのやり取りを紹介します。

さかた校長:2020年4月1日、俺がSCHOOL OF LOCK! の校長として赴任してきてから1年半。いろんなことがあったけど、電波の向こう側にいる君も同じ教室にいると思って、毎日話してきた。一体、何人の生徒と直接話せてこれたかなぁ? 直接話せなくても学校掲示板のメッセージはしっかり届いているし、俺はそれも話せていると思っている。笑ったり泣いたり悔しいと思う夜もあったけど、すげぇ笑ったんだよな。くだらないことで笑う日もあって、今日もそんなふうに話せたらなと思っています。今夜も生徒のみんなと一緒に話をしよう!

――中3・女性リスナーが伝えたいこと

『私はさかた校長のとある言葉に救われたので、その感謝を伝えて約束がしたいです』

このリスナーは2020年11月26日放送の「しんどー相談室」という企画で、「生きていくことがしんどい」と訴えるリスナーにさかた校長が伝えた『もし自分のために誰かのために生きられない、そんなことを思うのなら俺のために生きてくれ。君が他に生きる理由がないのなら、たった今から俺が君の生きる理由になるよ』という言葉に救われたとのこと。

リスナー:私は学校自体が合わなくて、つらくて、通っているうちにしんどさが積み重なってしまったんです。(現在は)サポートルームという学校に通うことがつらい人が過ごす部屋から授業に行ったり行かなかったりしていて、学校に通う負担は減ったんですけど。

さかた校長:うん。

リスナー:それでもつらいなと思うことがあって、そんなときはこのさかた校長の言葉で「生きなきゃな」と思いました。

さかた校長:うん! よく頑張って生きて、声を届けてくれたね。うれしいよ!

リスナー:私もうれしいです。

さかた校長:おお~! 「うれしい」を返す「うれしい」ほど、うれしい言葉はない!

リスナー:(笑)。

さかた校長:そうか~、じゃあいろいろあったんだなぁ。でもそれを乗り越えた日々に「うれしい」と言える今があったね。

リスナー:はい、ありました(笑)。

さかた校長:うん! おいおい……めちゃくちゃ笑っていこうと思っていたけど、これはヤバいぞ。

こもり教頭:(笑)。ヤバいって言ってるけど、アウトな顔してるよ。

リスナー:本当に、私がいま生きているのは校長のおかげなので。

さかた校長:うぅ~そうか。よく頑張ったね。

リスナー:ありがとうございます!

さかた校長:そんなに明るい声で……いまもキツいことがあるやろうけど、俺は君が生きていて本当に良かったと思うし、君の声が聴けて俺も生きようと思うしな。ありがとう! すげー力をもらっているよ。

リスナー:こちらもです。で、約束したいことがあるんですけど、この電話の最後に『俺が君の生きる理由になるよ。だから生きてくれ』みたいなことを言ってほしいんです。そしたら私が「必ず生きます」って約束したいです。

さかた校長:わかった! じゃあ、ありったけの思いを込めて、愛を込めて、君に向けて叫ぶな!

リスナー:はい!

さかた校長:『もし、君が自分のために誰かのために生きられない、そう思うのなら俺のために生きてくれ! たった今から、俺が君の生きる理由になる!』

リスナー:必ず生きます!!

さかた校長:よっしゃー!

番組の最後に伝えられたさかた校長のリスナーへのメッセージは、放送後記から読むことができます。

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聴取期限 2021年10月8日(金)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭

放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55

番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

2021/10/1 17:00

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