石原さとみ、“魔性の女ぶり”絶賛される 初シングルマザー役への向き合い方は?<そして、バトンは渡された>

【モデルプレス=2021/10/01】女優の永野芽郁が主演を務め、田中圭や石原さとみらが出演する10月29日公開の映画『そして、バトンは渡された』のメイキング写真&オフショットが解禁。現場レポートの第2弾も公開された。

本作は、累計発行部数90万部を突破する、2019年の本屋大賞受賞のベストセラー「そして、バトンは渡された」の映画化。血の繋がらない親子たち。2つの家族の“命がけの嘘”と“知ってはいけない秘密”が紐解かれるとき、家族を超えた「絆」に驚き涙する。

先行して行われた一般試写会では鑑賞者の「92.8%が泣いた」という驚異的な数字も出ており、日本中が優しい涙に包み込まれ、今年最大の感動が訪れること間違いなしの意欲作。

主演は、原作のファンでもあり「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた永野。共演は、2021年「父親にしたい俳優No.1」に選ばれた田中。血の繋がらない父娘という全く新しい親子像を感動的に演じ切る。

“理想の女性”として常にその生き方が注目される石原は、物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じ、さらに天才子役の稲垣来泉、飛躍中の岡田健史、実力派の市村正親や大森南朋、若手からベテランまで豪華キャストが集結。「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲監督の確かな演出力によって、感動の小説は感動の映画へと導かれていく。

◆石原さとみ、自身初のシングルマザー役に挑戦

今回、到着したのは水戸さん(大森)と結婚し、みぃたん(稲垣)のママになった梨花(石原)が、みぃたんの誕生日を盛大に祝うシーンの現場レポート&メイキング&オフショット。本作の二つの家族の物語にはキャラクターを掘り下げて創り上げた四つの家が登場するが、この日の撮影現場は、一段と華やかで賑やかだった。

以前は生活感溢れる地味だった水戸家は、梨花がやって来たことでみぃたんの部屋をカラフルで可愛いインテリアでコーディネートし、壁紙から小さな雑貨まで梨花の美意識が炸裂した見違えるほどお洒落な部屋に。

その部屋のカラフルさ以上に華やかなのが、梨花の衣装とヘアメイクだ。このシーンに限らずではあるが、梨花のファッションセンスはずば抜けている。誕生会のシーンでは、オーガンジー素材の花柄のワンピースに真っ赤な口紅、みぃたんの友だちが「かっこいいね」と眩しがるようなコーディネイトを普段着のように着こなしてしまうのは、ファッションアイコンとしても影響力の高い石原だからこそと言える。

華やかな衣装に身を包み、母親のイメージがまるでつかない石原が演じるのが、本作でキャリア初のシングルマザー役。娘のみぃたん役の稲垣はすっかり石原に懐き、カメラが回っていないときも石原のことを「ママ!」と呼ぶほど仲がよく、待ち時間にはベッドの上でごろごろするなど、現場には母と娘の楽しそうな笑い声が響いていた。

まるで本当の親子のような2人の関係性はひとりでにできたものではなく、撮影前から丁寧に築き上げてきた賜物で、クランクインの前の顔合わせでは前田監督が石原と稲垣が2人きりになる時間を用意。

石原はその当時の様子を振り返り、「何をすればいいんだろうとハラハラしたのですが、くるみちゃんが『さとみさん缶バッジ作りましょう』って言ってくれて、一緒に缶バッジ作りをしました。お互いの顔を書きあってプレゼントしあったり、縄跳びしたりフラフープしたりボール投げ合いっこしたり、実際に一緒に身体を動かして、コミュニケーションを取って、ハグして、一時間くらいですけどすごく楽しくて、手元に残る彼女の存在が出来ました。みぃたんのことを思っている時間の蓄積がみぃたんを想う気持ちと比例したらいいなと思い、その時に撮った2ショットをその日から携帯の待ち受け画面にしたら見事に気持ちが徐々に高まっていきました」と短い時間を充分に活用し、表面上の演技だけではなく、撮影外の時間も心からみぃたんへの愛情を育むために勤しんでいた。

撮影を重ねるにつれ、みぃたん役のくるみちゃんとの仲がどんどん深まっていったのもリアルだったというのも、石原自身が真摯に母親役と向き合い、みぃたんを実の娘のように接していたことを物語っている。

◆石原さとみの“魔性の女”役に前田監督も絶賛

撮影現場では子役とのコミュニケーションを取る一方で、石原の俳優としてのプロフェッショナルな一面も垣間見られた。本作で演じる“梨花”というキャラクターは、シングルマザー、自由奔放、魔性の女という、いくつもの個性を演技に滲ませなければならない、実はとても難しい役柄。この日の撮影シーンでは水戸さんに欲しいものを聞かれ「生命保険に入っといてくれないかな?」とさらりと返したり、水戸さんと別れ、泉ヶ原さんと再婚してからは泉ヶ原邸で堂々と婚活を始める“魔性の女”の一面を見せる梨花にはドキリとさせられながら、一方で前述のような“娘を想う母”の両方を混在させる演技は、前田監督も絶賛。

石原は前田組初参加となるが、「監督は演出でも微妙なニュアンスを細かく指示してくださいました。監督の中での梨花の幅、深さ、高さがあるんだろうと思いますが、そこをちゃんと整えてくださったのがありがたかったです。私は結構指示されるのが好きなタイプでどんな感情のシーンでもいくらでもやりたいので、監督が諦めずに何度も何度も指導してくださったのは凄く嬉しかったですし、信頼できました。」とセリフの言い方、演技プランなどを積極的に提案し、監督と模索しながら芝居を決めていく姿も印象的だ。

「魔性の女」と「娘を想う母」、”梨花”という1人の中に2つの女性像を確立させ、物語のキーパーソンとして存在を色濃く残すキャラクターは石原でしか成し得なかっただろう。梨花たちと森宮親子、二つの家族が繋がり、親たちが必死で隠していた命をかけた嘘とっ知ってはいけない秘密が明らかになるとき、物語はクライマックスを迎え、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せる。(modelpress編集部)


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  • モデルプレス

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