なぜかモテるデブは知っている「太った男が魅力的に見えるシーン」4選

―[モテるデブには理由がある]―

 こんにちは、日本のデブ諸氏の笑顔製造マシンとして日夜活動している「心もカラダもビッグサイズな男たち」のためのファッション&ライフスタイル情報を配信するウェブマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科典仁です。

 この連載では数え切れないほどデブ諸氏の魅力についてお話してきましたが、今回は改めて「デブ力」を発揮できるシーンをまとめてみようと思います。「デブだからこそ」「デブじゃなければ」というようなアドバンテージが実はあるので、その魅力を存分にアピールできる場面をご紹介しましょう。

 このシーンに当てはまるポテンシャルをお持ちの方はぜひご自分のパワーを発揮し、コロナ禍で冷え切っている世の中を「デブ力」で熱くしていただければ幸いです。

◆●デブ力を活かすシーン1「グルメ」

 これはもう「言わずもがな」だとは思いますが、最も多いデブ力を発揮できるシーンなのであります。しかし、気をつけていただきたいのは、単に大食いをすればいいというわけではありません。

 確かにたくさん食べることにたくましさを感じる女性は少なくないですが、食べ方が汚かったり、クチャクチャ音を立てて食べたり、ビジュアルや音で不快な行為をしてしまうと一気にイメージダウンにつながってしまいますので気をつけてください。

◆「一緒に食べること=楽しい時間」にする

 逆にその部分を注意し、おいしそうにたくさん食べることで周りの人も幸せにでき、「一緒に食べること=楽しい時間」ということになっていくと思います。

 もちろん、女性には食べ物を取り分けたり、飲み物を注文してあげたり、店員さんに優しく接したりと気配りも忘れずに。

◆●デブ力を活かすシーン2「エンタメ」

 デブ諸氏の中には歌がうまかったり、ダンスが踊れたり、役者やタレントのような演じることが得意な方も多いと思います。たとえば、クリス・ハートさんのように太っていても、歌を唄うとその声に魅了されてしまうというようなことがありますよね。

 これは「ギャップ萌え」に近い現象で「こんなに太っているのに……」「こんなに〇〇なのに……」というような見た目とのギャップにより魅力を感じてしまうというものです。

◆自分のキャラクターを生かせれば、魅力は何十倍に

 たとえば、「イケメンなら何でもかっこよくこなせる」といったイメージとは逆に「この人、太っているから何をやってもサマにならないんじゃない」と思っているところで、歌がうまかったり、キレキレのダンスを踊ったり、素晴らしい演技を見せたりするとマイナスイメージからのギャップで、余計に驚きを感じ、感動したりするのです。

 そして、なぜか人はそんな場面に遭遇すると、外見ではなくその人の内面に惹かれ始めます。

 お芝居などもイケメンやキレイな女優さんでだけでは物語が成立しませんよね。そこに悪者やデブキャラがいるからこそ完結するまさに重要な存在といってもいいでしょう。そんなポジションで自分のキャラクターを生かせれば、何十倍もの魅力につながっていくはずです。

◆●デブ力を活かすシーン3「スポーツ」

 こちらも「ギャップの魅力」ということになりますが、「動けるデブ」ってかっこいいですよね。これこそ大きなカラダをいかようにもアピールできるシーンではないでしょうか。

「太っているのにサーフィンがうまい」「太っているのにフットワークがいい」のような、太っているのに運動のスキルが高い方はまさに「ギャップ萌え」です。

◆大きい体型の人だからこそ有利なスポーツも

 また、相撲、柔道、重量挙げ、ハンマー投げなど大きい体型の人だからこそ有利なスポーツも多々あると思います。

 どちらにしても優しい笑顔と軽快な身のこなし、力持ちなどは魅力的に感じる要素なので、そのポテンシャルを発揮できるシーンを積極的につくり、ご自分の魅力を周りに振りまいていただきたいです。

◆●デブ力を活かすシーン4「オシャレ」

 こちらもまたギャップ萌えを武器にできるシーンと言えるでしょう。

 悲しいかなデブには「オシャレに無頓着」といったイメージを持たれている方も多くいらっしゃることも事実ではありますが、だからこそ美意識を高め、清潔感のあるファッションや汗、臭い対策などに気を使うことにより、「あの人、太っているのにオシャレ」「いつも爽やかないい匂いがする」といった印象を強く持ってもらうことができます。

 最近はオーバーサイズのオシャレアイテムも増えていますし、ラクに着こなせるファッションアイテムが気軽に手に入るようになってきているので、汗や臭い対策も含めて、日夜アンテナを張って、チェックするようにしてください。

◆似合うファッションを客観的に判断してもらう

 注意すべき点としては、自分のキャラクターに合うファッションアイテムをチョイスすることです。

 いくら有名ブランドの高価な洋服を着ても、自分のキャラクターやサイズ感などを間違えるとその実力を発揮できないので、自分で判断できない方は、日頃から信用のできる友達に「オレってどんな洋服が似合うかな」と客観的に判断してもらうようにしてください。

 案外、自分が似合うと思っているものと、本当に自分に似合うファッションは違っている場合もあります。

 ということで、「デブ力を活かすシーンまとめ」は参考になりましたでしょうか。

 今回の4シュチュエーションはあくまでもわかりやすくデブ諸氏の魅力を引き出すというものですが、自分自身を肯定でき、また客観視できるデブ諸氏はどんなシーンにおいても人を魅了する力を持っています。

 どんなときも意識高めで、さまざまなシーンを楽しもうではありませんか!

―[モテるデブには理由がある]―

【倉科典仁】

渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はウェブマガジン『Mr.babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を毎日配信中。2019年9月よりデブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.babe BIG MAN’s LABO」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中(Twitterアカウント:@nori09140914)

2021/10/1 8:51

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