松阪牛を圧巻のパフォーマンスで昇華!港区の夜を彩る鉄板焼き店

臨場感と高級感にあふれる鉄板焼きは、特別な日に訪れたいご馳走の王道。

大阪の老舗鉄板焼き店『ニュー松坂』が、このたび東京進出を果たした。

ロケーションに選んだのは六本木にある新築ビルの上階。

ここでは鮮やかなシェフのパフォーマンスとともに、美しい夜景まで楽しめると早くも話題を集めている。

※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

メインカウンターの正面には大きな窓を設けている

大阪で培った匠の技と、六本木の煌めく景色に満たされる

今年7月、『ニュー松坂 六本木店』は開業したばかりの飲食ビル「GEMS 六本木」7階にオープンした。

同店は1956年創業で、梅田やなんばといった大阪を代表する主要都市でも店舗を展開する名門。

松阪牛や神戸牛などの黒毛和牛はもちろん、魚介や野菜もクオリティと鮮度を重視して仕入れ、美食家たちの舌を喜ばせてきた。

そんな注目店の醍醐味を堪能できる「料理長特選コース」18,700円の詳細を見ていこう。

メインのステーキを松阪牛にする場合は、コース+6,600円

魚介類は関西や四国の漁港を中心に直接仕入れるルートも確保している

豪華食材のデモンストレーションで幕開け!

まずは、この日のコースで使用される煌びやかな食材のデモンストレーション。

松阪牛はしっとりとした小豆色のフィレか、美しいサシが満遍なく入ったサーロインのどちらかを選ぶ。

海鮮は天然の黒あわび、車海老、アカハタなど。豪華なラインナップを前に期待は膨らんでいく。

「和牛サーロインの炙り寿司」

スターターは、とろける口当たりの炙り寿司!

コースひと品目に登場するのが、バーナーで炙って仕上げる肉寿司。

薄く切られたA5ランクのサーロインは、肉の旨みを感じさせながらも口の中でさらりと溶けていく。

酢飯を使った小さめのシャリとの相性も抜群だ。

「ニュー松坂名物 白菜のソテー」

創業以来受け継がれる、隠れた名物!

通年提供しているという白菜のソテーは、白ワインと塩のみでシンプルに味つけ。

素朴な味わいの中で厳選した白菜本来の甘みが迫り、思わず白ご飯が恋しくなる。

「活け黒あわびのステーキ」

圧巻のオーラを放つ黒あわびが堪らない

徳島で穫れた希少な天然黒あわびを、白ワインで蒸してからステーキに。

たっぷりのバターと和えて分厚くカット、仕上げに肝のソースが添えられる。

もっちりとした蒸しあわびの食感を残しながら表面は香ばしく、その濃密な味わいに驚く。

ついに松阪牛のメインが登場!

フランベは香りを纏わせるために欠かせない行程で、シェフ一番の腕の見せどころ

上質なフィレをさらなる高みに導く圧巻のパフォーマンス!

メインには松阪牛のフィレをチョイス。鉄板に置くとジャーッと脂が爆ぜる音からチリチリとした音になり、分厚い肉の内部へ熱が浸透していく。

視覚だけでなく聴覚でも楽しませてくれるが、圧巻は仕上げのフランベ。

湯気が出るほど高温に熱したブランデーを注ぐと大きな炎が立ち上がり、ジューと一気に完成へ近づいていく。

「松阪牛ステーキ」

ミディアムレアの絶妙な焼き加減に仕上がったステーキに悶絶!

完成したフィレの断面は美しいロゼ色。頬張ればしっとり柔らかく、松阪牛の上品な脂のコクも見事に引き出されている。

ワサビやニンニクチップのほか、ヒマラヤのブラック岩塩、カンボジアの生胡椒ペーストなど味付けもさまざまだ。

「黒毛和牛の冷製かすうどん」

個性的な〆にもオリジナリティを感じる!

鉄板焼きの〆といえばガーリックライスがお馴染みだが、同店ではうどんも用意。

昆布と玉ねぎを効かせた出汁に稲庭うどんを合わせ、じっくりと揚げた和牛のホルモンを添えた。

すっきりと喉越しのいいうどんは、満腹でもするりと入ってしまう。

カウンター右奥の一角には、東京タワーの全貌が見渡せる特等席が

コースを通して飽きさせないエンターテインメント性に加え、美味しさも盤石。

相手の期待に必ず応えてくれる艶やかな鉄板焼き店が、またひとつ港区に誕生した。

▶このほか:生ハムのとろりと儚い「口どけ」に心奪われる!食通たちの“イタリアンデート”の切り札

2021/10/1 5:02

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