藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。9月25日（土）の放送では、東京2020オリンピックのスケートボード女子ストリートで銅メダルに輝いた、中山楓奈（なかやま・ふうな）選手をゲストに迎え、お届けしました。

（左から）藤木直人、中山楓奈選手、高見侑里

中山選手は、富山県出身で現在16歳の高校1年生。9歳のときに本格的に競技を始め、2019年の日本選手権で13歳にして初優勝。今年6月の世界選手権は6位に入り、日本代表入りが決定。自国開催となる東京2020オリンピック（以下、東京五輪）のスケートボード・女子ストリートで、見事銅メダルを獲得しました。

◆選手村での思い出

藤木：東京五輪で競技以外の思い出はありますか？

中山：（テニスの）錦織圭選手に声をかけてもらったことが思い出に残っています。

高見：どんなふうに声をかけてもらったのですか？

中山：メダルを獲って選手村に帰ったときにたまたますれ違って、「おめでとうございます」と言ってもらいました。

藤木：オリンピック期間中は選手村で過ごされたんですか？

中山：はい。

藤木：あの有名なダンボールのベッドは、寝心地はどうでしたか？

中山：とても寝やすかったです。

藤木：スケートボードは10代の若い選手が多いですよね。これはやっぱり、小さい頃からやっているほうが乗れますか？

中山：スケートボードに乗る感覚もありますし、（スケートボードを始めるなら）若いほうがいいんじゃないかと思います。

藤木：中山選手は長い髪が特徴的ですが、ヘアスタイルのこだわりはありますか？

中山：（髪が長いほうが）かっこいいなと思っていたので、ロングヘアに伸ばしました。

◆パリ五輪で「有名な選手たちと滑りたい」

藤木：2019年には日本選手権で優勝されていますし、中山選手の活躍を見て、まわりでスケートボードをやる子は増えていますか？

中山：少しずつ増えてきていると思います。（友達からスケートボードを）「教えて」ってたまに言われます。スケートパークに来てくれたら一緒に滑りたいなって思うので、これからも増えてくれたらうれしいですね。

藤木： 3年後にはすぐパリオリンピックがやってきます。パリ大会にも挑戦したいですか？

中山：出られるなら出てみたいなって思います。

藤木：3年後は19歳、まだ10代ですもんね。ちなみにパリオリンピックは、パリの有名な場所を会場にすると（東京五輪の）閉会式で紹介していましたね。スケートボードの会場は「コンコルド広場」。あの有名なシャンゼリゼ通りの端にあるところを使っておこなうそうですが、そういう名所で“スケートボードをしてみたい！”っていう意欲が、より湧きませんでしたか？

中山：有名な場所で、有名な選手たちと滑りたいなと思いました。

高見：東京五輪では「フロントサイド Kグラインド」を成功させていましたが、いま挑戦している技はありますか？

中山：今は「フロントサイド Kグラインド」だけじゃ駄目だなと思って、何か違う技ができないか練習中です。

藤木：そういう技ってオリジナルで考えるのですか？ それとも、誰かがやっている動画などを観て“やってみよう”って思うんですか？

中山：Instagramで上手な選手がやっている動画を観て、“この技をやってみたいな！”って思って練習しています。

藤木：最後に、スケートボードの楽しさ・面白さを教えてください。

中山：（スケートボードは）年齢や性別、国など関係なく（選手みんなが）友達になって楽しく滑ることができるのが面白いです。

藤木：難しいトリックを決めた瞬間は、達成感や爽快感はありますか？

中山：私は、オリンピックで“決めたい！”と目標にしていた技をちゃんと決められたので、その瞬間は達成感や安心感がすごかったです。

次回10月2日（土）の放送は、東京2020オリンピック・アーチェリー男子団体の銅メダリストの武藤弘樹選手をゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに！

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聴取期限　2021年10月3日（日） AM 4:59 まで

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＜番組概要＞

番組名：TOYOTA Athlete Beat

放送日時：毎週土曜 10:00～10:50

パーソナリティ：藤木直人、高見侑里

番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/beat/