強豪から関心も…MFライス、ウェストハムに満足感「今はとても素晴らしい環境」

 ウェストハムに所属するMFデクラン・ライスが、クラブへの忠誠心を口にした。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 現在22歳のライスは2006年にチェルシーのアカデミーに入団したが、芽が出ることなく2014年に14歳で退団。その後ウェストハムへと加入し、2017年にトップチームデビューを果たすと、これまで公式戦通算152試合に出場している。

 攻守において絶大な存在感を発揮するライスは強豪からの注目を集め、獲得にはマンチェスター・Uやチェルシーなどが関心を示している模様。また、ウェストハムとの契約延長交渉は停滞しているとも伝えられており、その去就に注目が集まっている。

 しかし、ライスは29日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第2節ラピード・ウィーン戦の前日会見で、ウェストハムへのコミットメントを強調。「僕のパフォーマンスを見てもらえればわかると思うが、何も起きていないし、何も気にしていない。僕は笑顔でプレーし、チームを引っ張っている。100%の力を発揮していなければ、すぐにわかると思う。僕の目的はピッチに立ち、クラブのためにすべてを捧げ、勝ち点3を得ることだけだ」と語った。

 また、ライスは昨季からの好調を維持するウェストハムについて、「僕らは良いことを成し遂げられると思う。昨季のリーグではチャンピオンズリーグ出場圏内まで勝ち点2差だったし、先日のリーグ杯ではマンチェスター・Uを倒した。僕らは参加している大会はすべて、確実に優勝できる大会だと思っている。僕らはそれらのトロフィーを勝ち取りたいんだ」とコメント。EL制覇への自信をうかがわせている。

 続けて、「このチームと監督の下でプレーするのが大好きだ。正直、今はとても素晴らしい環境にいる。結果が出て、自分たちがどれだけうまくいっているかが、より環境を特別なものにしてくれている」と、デイヴィッド・モイーズ監督への信頼を口にした。

2021/9/30 18:35

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