ペットのイグアナが脱走し日光浴を満喫 珍しい救出劇に「こんな日は二度と来ないだろうね」(英)

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脱走したのは、英ケント州南東部の港町フォークストーン在住の男性がペットとして可愛がっているイグアナだ。“ロニー(Ronnie)”という名前のこのイグアナは、飼い主の家の窓から逃げ出してしまったという。

ロニーは近くのパブ「The Ship Inn」までやってくると、壁を伝って屋根の上に登ってしまった。飼い主は愛するロニーが二度と自分のところに帰ってこないかもしれないと考え、パニックに陥っていたそうだ。

しかし当のロニーは屋根の上に腰を落ち着けると、気持ち良く晴れた天気の下で日光浴を満喫していた。

イグアナは熱帯性の動物であり、ペットとして飼育する場合には爬虫類用に作られたUV-B電球などで紫外線を照射する必要がある。一日10~12時間程度はこの光を使って日光浴をするのが理想とされている。

おそらく飼い主も自宅でこうした環境を作っていたはずだが、晴れ渡る空を見たロニーは自然の太陽光を浴びたくなってしまったのかもしれない。

高い屋根の上に登ってしまったロニーを自分ではどうすることもできなかった飼い主は、同州のレスキュー隊「Kent Fire and Rescue Service」に連絡して救助を依頼した。レスキュー隊ははしご車を出動させ、大掛かりな救出作業を開始した。

救助には英国動物虐待防止協会「The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals」も協力しており、同協会の調査官であるデイヴィッド・グラントさん(David Grant)は「屋根の上に逃げたイグアナの救助のために呼ばれたのは初めてのことですよ」と珍しい体験だったことを明かした。

「イグアナは建物の一番上まで登り、屋根の頂上部分で日光浴をしていました。不必要に怖がらせて逃げて欲しくなかったので網で捕まえて、地上に下ろすことができました。」

「幸いにも屋上の冒険による悪影響は無く、すぐ下に住む飼い主のもとにロニーを帰すことができました。違う結果に終わっていた可能性もあったので、レスキュー隊の専門的な協力に感謝しています。」

一般的にレスキュー隊には動物の救助を依頼する通報があっても、木の上から降りられなくなってしまった猫の救助が多いという。今回のようなイグアナの救助は滅多にないようで、救出後にはロニーと飼い主と一緒に記念撮影を行っていた。

またケント州のレスキュー隊がFacebookやTwitterにて今回の件を報告すると、「こんな日は二度と来ないだろうね」と奇妙な救出劇に驚きの声が寄せられている。

画像は『Metro 2021年9月28日付「Runaway iguana rescued from pub after scaling roof for a sunbathing session」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • Techinsight japan

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