千葉雄大、褒められるのが苦手「心が汚れてしまったのか…」

「小学生のときは児童会長に立候補するような子だったみたいですね」という千葉雄大。給食の時間にタスキをかけて選挙演説もしたが「結果的に副会長だったんですけど、僕の子ども時代は“副”が多くて。テニス部も副部長だったし。2位が多かった」と振り返る。その頃の心境は本人も覚えていないそうで「積極的な感じだったんですかね」と推測した。

立候補して会長を目指したことに「周りから褒められたい気持ちがあったのでは?」と聞かれて千葉は「褒められたかったんですかね…。でも大人になると褒められるのが得意じゃなくて、どう返していいのか分からないときがあって…」と口ごもって、「心が汚れてしまったのか、『本当に思っているのかな?』と思うようになってしまって。立候補したときの自分に戻りたいですね」と苦笑した。

当時の授業では、先生が黒板に書いたことをノートに写したりして自分なりにまとめる“ノート作り”が好きだったという千葉。先生の一言コメントを吹き出しに入れて記載するなど工夫を凝らしていたようだ。また宿題で好きだったのは「国語の教科書を両親に読んでハンコをもらう」ものだったそうで「この仕事に通じているのかな」と口にした。

さらに千葉はこの夏、“夏休みの宿題”に取り組んだという。「僕のファンクラブがあるんですけど、会員に学校の先生がいらっしゃって、僕がふと『夏休みの宿題があのときは嫌だったけど懐かしい』という話をしたら、その宿題を出してくれて、この夏やったんですけど、楽しかった。あんだけ嫌だったのに恋しくなっちゃって」と意外な気持ちの変化に気づいたそうで「学研教室の教材もいただいて、それに挑戦して100点目指して頑張りたい」と目標を掲げた。

これから勉強したいことは「臨床心理士に興味があるので心理学とか、エジプトが好きなのでヒエログリフ」と2つを挙げた千葉。「学生時代にこうしておけばよかったと思うこと」にはピアノと水泳を習っていた千葉は「習い事等継続」、「苦手なことにチャレンジする際のアドバイス」には「苦手な中にも好きな所を見つける」と賞ももらったという硬筆を思わせる美しい字をフリップに書いて披露した。「たとえば『算数が得意じゃないな』と言うと、ぜんぶ嫌になっちゃうけど、『分数は好きだな』とか『先生が好きだな』といいところを見つけるとちょっと前向きになるかな。大人になってからもそう思います」と述べ、「楽しいのが一番。楽しむために好きなことを見つけて」と子どもたちにエールを送った。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

2021/9/30 14:15

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