桜井日奈子、大好物の“母の手作り卵焼き”もう食べられず? 「好きだと言いすぎて」母親が意外な行動に

ドラマ『ごほうびごはん』は、こもとも子著の同名コミックを原作にしたほんわか癒し系グルメドラマ。新社会人となり慣れない仕事に奮闘する池田咲子(桜井日奈子)が楽しみにしているのが、自分を思い切りねぎらう「ごほうびごはん」だ。

記者会見で「何度も胃袋の限界突破をしました」と笑う桜井日奈子。「1話の中の半分以上が食べているシーン」だという同ドラマでは、美味しそうな料理だけでなく、桜井演じる咲子が食事のときに見せる至福の表情が大きな見どころだ。第1話で咲子はグルメバーガー店でハンバーガーにかぶりつくが、そのハンバーガーは店で一番こってりしているというもので、かなりボリューミー。しかし桜井は「クランクインの日で張り切って2個半食べました」とケロッと告白した。

「すごく美味しいものばかりで幸せな撮影期間」だったと振り返る桜井は「自身にとっての人生で最高のごほうびごはんは何か」と聞かれると「母の作る卵焼き」と回答。「高校生の頃にずっとお弁当だったんですけど、母の作ってくれるお弁当の中の卵焼きがすごく美味しくて、一番好きな食べ物は今でも母が作る卵焼きです」と桜井。ところが「母の卵焼きが好き」と事あるごとに言っていたところ、「母が卵焼きをアレンジしすぎちゃって、元の味に戻れなくなりました」と思いがけない事態になってしまったという。「一流ホテルの味のレシピをやってみたりして、全然味が変わっちゃいましたね」と苦笑した。「(実家のある)岡山にも帰れてないので」としばらく母親お手製の卵焼きは食べていないそうだが、いつか桜井が好きだった頃の味を再現してもらえるだろうか。

主人公・咲子と同じ会社で同じ社会人一年生として働く小湊かえで役の岡崎紗絵は「年末に家族で食べるすき焼き」が「人生最高のごほうびごはん」だという。「沁みますね。今年も一年終わるなという思いもありつつ、一年にあったことを思いながら、家族でつつくすき焼きが大好きです」と家族との団欒の様子を明かして「名古屋出身なので味は濃いめだと思います。毎回ごはんと一緒にモリモリ食べる感じです」と実家のすき焼きの味に触れた。

その名古屋グルメには人一倍熱くなる、会社の先輩・磯貝誠を演じる古川雄輝は、自身の地元グルメのお気に入りを聞かれて、高校生の頃に住んでいた米ニューヨークのジェネラルズチキンを挙げた。「ニューヨークのローカルフードでアメリカの他の場所に行くとない」そうで、日本で味が一番近いものを探したところ、名古屋のとある店の酢豚に辿り着いたという。酢豚という別の料理でありながらジェネラルズチキンに「味付けとカリカリ具合が近い」と説明した。

そして桜井は地元・岡山でのお気に入りグルメは「えびめし」を挙げた。父親がよく鉄板で作ってくれたそうで、こちらも桜井にとっては懐かしい実家の思い出の味のようだ。名古屋出身の岡崎は味噌カツがダントツでお気に入りとのこと。

桜井はドラマ『ごほうびごはん』について「本当に美味しいご飯がたくさん出てきます。咲子が美味しいごはんを通して仲間ができて毎日が充実していく話です。美味しいごはんを見て、皆さんも頑張った自分をねぎらってあげようかなと思っていただけたら」と期待を込めた。同ドラマはBSテレ東の他、テレビ大阪、NTTぷらら「ひかりTV」でも視聴できる。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

2021/9/29 17:55

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