アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、復帰後初ゴールの喜びを語った。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第2節が28日に行われ、アトレティコ・マドリードはアウェイでミランと対戦。20分にラファエル・レオンに先制点を許したものの、29分にフランク・ケシエが2枚目のイエローカードで退場となり、数的優位に立つ。84分にグリーズマンが同点弾を挙げ試合を振り出しに戻すと、90＋7分にはPKからルイス・スアレスが決勝点を決め、2－1で逆転勝利を収めた。

　今夏バルセロナから2年ぶりにアトレティコ・マドリードに復帰したグリーズマンにとっては、この試合の同点弾が復帰後公式戦6試合目にして待望の初ゴールとなった。逆転勝利に貢献して、この試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」に選出された同選手は、スペインメディア『Movistar』で試合を振り返った。

「できるだけ早く最高のレベルに到達したいと思っている。多くの変化があった。移籍は最終日に決まり、戦術、控室、プレーの仕方などいろいろな変化がある。すべてが違う。監督やチームメイトが僕を必要としてくれているので、できる限り早く慣れる必要がある。このような夜は僕が良くなるのを助けてくれるだろう」

「（ディエゴ・シメオネ監督は）僕を成長させてくれて、最高なレベルへと引き上げてくれた。彼とクラブ、ファン、チームメイトたちに恩返しをしたい。ここにいることができてとても誇りに思っている。今日のような僕をファンやみんなは見たいと思っていると思う。彼らが幸せに眠れるように、彼らに幸せを届けたい。ここに戻ってきた僕の唯一の目的は彼らを幸せにすることだけだ」