アンスリューム×群青の世界[<TIF2021メインステージ争奪LIVE>出演者対談]互いに惹かれ合い、競い合いながら目指す夢の舞台
<TIF>初出演のアイドルたちが、メインステージへの出演権をかけて競い合う<TIF2021メインステージ争奪LIVE>。その<前哨戦>が、8月22日(日)に新宿ReNYにて2部制で開催され、アンスリューム、群青の世界、JamsCollection、STAiNYが、10月1日(金)に行なわれる<決勝戦>へ駒を進めた。今回、その4グループを2組ずつに分けて対談を実施。各グループを代表して、アンスリュームの黒木いろ、ちぎら、群青の世界の横田ふみか、水野まゆに、<前哨戦>の振り返りから、お互いの印象、そして<決勝戦>への意気込みについて語ってもらった。
編集協力:竹内伸一
撮影:河邉有実莉
幸せを噛みしめながらライブをやってました(横田ふみか)
――8月22日に<TIF2021メインステージ争奪LIVE前哨戦>が開催されました。まずは当日のことを振り返っていただけますか?
ちぎら:
アンスリュームは、前にも今回のような“勝負事”のライブに出させてもらったんですけど、その時は負けてしまって。当日は負けた時の記憶がよみがえって……。でも、ライブはすごく楽しかったです。私たちのファンの方がけっこう来てくれて、その顔を見たら安心して、楽しくできました。よかったです(笑)。
黒木:
当日はずっと緊張感がありました。負けた時の記憶が衝撃すぎて、やっぱりみんな思い出しちゃったと思うんですけど……配信の投票で、群青の世界さんが1位で私たちが2位だった時に、すっごく不安になったよね(ちぎらを見つめる)。
ちぎら:
うん。“大丈夫かな”って。
黒木:
“私たち、勝てるかな”って不安になったんですけど、ライブの時、会場がすごく盛り上がったのを思い出して、“大丈夫大丈夫”って言い聞かせていました。
――そんなに緊張していたんですね。でも、ライブはすごく楽しそうにやっているように見えました。
黒木:
めちゃめちゃ緊張してましたよ(笑)。
ちぎら:
久しぶりにドキドキが止まりませんでした。
――群青の世界はいかがでしたか?
水野:
群青の世界は、“勝負事”が初めてで。緊張したらダメだと思って、当日は“緊張しないように、緊張しないように”ってずっと考えてました(笑)。ステージの直前にメンバーみんなとハグしてたら、みんなの震えが……。
横田:
伝わってきちゃったよね(笑)。
水野:
伝染しちゃいました。だからすごく緊張しちゃったんですけど(笑)、私たちも観に来てくださったファンの方がたくさんいて、“見慣れた顔がいる!”と思ったらすごく安心しました。
横田:
“勝負事”は初めてだったので、メンバーもファンの方もわからないことだらけで。結果がまったく予想できなかったので、不安も大きくて。ただライブは、緊張はしていたんですけど、自分自身は楽しくできました。私たちのファンの方だけじゃなくて、そうではない方もライブ中に手拍子をしてくださったりして、“このステージに立てるのは嬉しいな”って幸せを噛みしめながらライブをやってました。
“勝ちに行ってるセトリだ”って言われてたみたいです(ちぎら)
――当日は、お互いのパフォーマンスを観ましたか?
ちぎら・黒木・水野・横田:
観てました!
黒木:
私たちは2階が楽屋だったので、上からこっそり観てました(笑)。群青の世界さんは“王道アイドル”ですごく可愛いらしいし、私たちにはないカラーを持ったグループなので、別の世界のグループっていう感じがしました。もう、きゅんきゅんしていました(笑)。
水野・横田:
ありがとうございます!
ちぎら:
パフォーマンスがめちゃめちゃすごくて。歌もすごい上手(拍手)。私、「未来シルエット」が大好きなんですよ。あの日もやったので“うぉ~!”ってなりました(笑)。それと、群青の世界さんのファンの方って、しっとりした曲でもいろいろ反応してくれるんですね。うらやましいなあ~って思いました。アンスリュームはしっとりした曲をやると……。
黒木:
シーンとしちゃうよね(笑)。
水野:
私はアンスリュームさんのライブを観る度にいつも“なんでこんなに楽しいんだろう!”って思います。“また観たいな”って思うし、振りも覚えて一緒にやっちゃうくらいです(笑)。観てて楽しい気持ちになるグループさんだなって。群青の世界とはまた違うパフォーマンスで、観ててなんかニヤニヤしちゃいます(笑)。
ちぎら・黒木:
ははははは(笑)。
水野:
可愛いんですよ!
横田:
私たちにはないものをたくさん持っていて、私たちではできないなと思うことをたくさんやっていて。メンバーも1人ずつ個性があって、1回観たら虜になっちゃう、クセになっちゃうライブなので、私たちもそういうふうにやってみたいなって思います。いつも“うらやましいな”って思いながら観ています。ホントに楽しいです!
――イベントで一緒になることが多いんですね。
ちぎら:
2年くらい前からかな?
黒木:
一緒になることが多いです。
横田:
私たちの主催ライブにも出てもらいました。
――では、楽屋で会話をしたりすることもある?
ちぎら:
今ここにいないメンバーが、めっちゃ仲よしなんですよ(笑)。
黒木:
ウチの天神・大天使・閻魔と……。
横田:
群青の世界の一宮ゆいが、仲がいいんです。
ちぎら:
すっごい仲よしだよね。
横田:
2人はいつも楽屋でしゃべってます。
ちぎら:
私もしゃべりたいんです……。
横田:
私たちもしゃべりたいですよ(笑)。
黒木:
みんな人見知りだから(笑)。
水野:
話しかける勇気がないんです(笑)。
ちぎら:
あ、でも、2人と写真を撮りました(笑)。
水野:
あ、そうだった!
――<前哨戦>を勝ち抜くために、いつもとはセットリストやパフォーマンスなどを変えた部分はありましたか?
黒木:
わかりやすく盛り上げるライブにすることは意識しました。より個性がわかる楽曲をセットリストに入れて、応援してもらえるような振りも考えました。
ちぎら:
ファンの方には“勝ちに行ってるセトリだ”って言われてたみたいです(笑)。パフォーマンスはあまり決め込まずに、とにかく“自分たちが楽しんでやれば大丈夫!”みたいな感じだったよね?
黒木:
そうだね。
――楽しむことが結果につながると。
ちぎら:
そうですね。私たちが楽しんでいたら、ファンの方も楽しんでくれると思って。
黒木:
ちゃーはんの曲(「恋せよ!ぱらぱら半ちゃーはん」)とかシャインマスカットの曲(「かがやけ!サンシャインマスカット」)は、カオスティックな曲なので、それでヲタクをカオスに巻き込んじゃおうって(笑)。楽しかったよね?
ちぎら:
(大きくうなずく)
――楽しい雰囲気は観ていて伝わってきましたよ。群青の世界はいかがですか?
横田:
人気の曲と、あんまりやらないんですけど、夏にぴったりの曲を1曲入れて、4曲の中でギャップが見せられればいいなと。
水野:
あと、普段とは違ったところはどこかな?
横田:
あ、配信! 私たち、配信はあまり自信がなくて。直前には“カメラにもアピールしようね”って言ってたんですけど、本番は緊張しすぎて、できていたかどうかよくわかりません(笑)。
水野:
カメラに向かってアピールできたかどうかとか、よく覚えてないです。記憶にない(笑)。
横田:
でも、私たちも“とにかく楽しんでやろう”ってことは話していました。
“TIFのステージから見る景色ってどんな感じなんだろう”ってすごく楽しみ(水野まゆ)
――<TIF>には、今年が初出演となります。
黒木:
そうですね。去年の<TIFオンライン2020>も出演したんですけど、有観客では今回が初めてですね。2年前は“屋台のお祭り”みたいなイベント(「TOKYO IDOL 縁日2019」)に参加しました。
ちぎら:
縁日の金魚すくいをやってました。
黒木:
“みなさん、金魚すくいやってくださ~い!”って(笑)。お客さんのいる<TIF>はそれしか経験していないので、今回はどんな感じになるんだろうね?
ちぎら:
どうなるんだろうね。そういえば、縁日の時、ちょっとライブを観させてもらったんです。すごかったよね?
黒木:
砂嵐が巻き起こってて。そのくらい盛り上がってました。
ちぎら:
それを見て“うわぁ~!”って思いました(笑)。
黒木:
ウチらもいつかヲタクと一緒にこの景色を見たいなって思いました。
横田:
私たちも一昨年、「縁日」だけ出たんです。ライブはできませんでしたけど、ファンの方たちの楽しんでいる熱気が伝わってきて。縁日でこんなに楽しいのにライブだったらもっと楽しいんだろうなって。去年は新体制になったばかりというのもあって出られなかったので、今年、5人で初めてライブができるのはすごく嬉しいです。ずっと目標にしてたので。
水野:
(大きくうなずく)
――夢が叶いつつあるわけですね。今年の<TIF>で注目していることはありますか?
ちぎら:
初めて出るので、どんな感じなのかなってすごく楽しみです。でも絶対楽しいよね?
黒木:
うん。画面の向こうじゃなくて、目の前にお客さんがいる<TIF>はどうなるんだろうね。反応は気になります。みなさん、楽しんでくれるかなって。
水野:
去年はオンラインだったと聞いて、今年もまだまだコロナの感染状況が厳しいので、またオンラインになっちゃうのかなって心配だったんです。でも有観客でできると聞いて、すごく嬉しいです。みんな、来てくれるかなってちょっと不安になったりもしますけど、“ステージから見る景色ってどんな感じなんだろう”って今はすごく楽しみです。
横田:
自分たちのライブも楽しみなんですけど、個人的にはアイドルが好きなので……<TIF>でデビューするグループがいますよね。アイドルってみんな<TIF>を目標の1つにしていると思うんですけど、そんな目標のステージでデビューするってすごいなって思います。もしかしたら、これから一緒にライブをするかもしれないし、すごく気になります(笑)。
――もちろんメインステージでライブをするのがみなさんの目標だとは思いますが、それ以外で出演したいステージはありますか?
ちぎら:
SKY STAGE! 夜のSKY STAGEに出たいです。絶対気持ちいいはず。
黒木:
去年、出たっけ?
ちぎら:
出たよ。
黒木:
あ、屋上のステージだ。でも無観客だったので、カメラしかいなくて。出られて嬉しい楽しいっていう気持ちはありつつ、反応がわからないので、どこを見ていいのか困ってしまって。やっぱりお客さんがいる安心感ってすごいあるよね?
ちぎら:
あるよね! 去年だって楽しかったんだから、お客さんがいたらもっと楽しいよ。
黒木:
ヤバいよね!
横田:
私たちもSKY STAGEに出たいよね。
水野:
出たい! でも、私たちは群青の世界というグループ名なので、青空の下がいいです(笑)。
横田:
そういう曲も多いので、青空の下で、それにぴったりの曲をやりたいです。ファンの方にも“SKY STAGEに出てほしい”って言っていただくことが多くて。ね?
水野:
ツイッターとかでもよく見ます。“SKY STAGEに出てよ!”って(笑)。
私たちとヲタクのみんなが楽しむことが1番。それがアイドルとしての務め(黒木いろ)
――最後に<メインステージ争奪LIVE決勝戦>に向けて意気込みを聞かせてください。
ちぎら:
最初にも言ったんですけど、負けた思い出があって、“勝負事はこれが最後だ”とプロデューサーさんが言っていたので、負けて終わりたくはないなって思ってます。緊張すると思いますけど、今までどおり楽しんで、勝って終わりたいです。
黒木:
勝負事とは言いつつも、1番は私たちとヲタクのみんなが楽しむことだと思います。それがアイドルとしての務めだと思うので。それを最高の景色でやれれば1番いいですね。私たち、フリーの振り付けなんかは、それぞれがその場で考えたりとか、セリフを変えたりとか、その時にしか観られないパフォーマンスをしているので、そういうところも注目してほしいです。
ちぎら:
いろちゃん、けっこうおいしいところを持って行くんですよ。ちゃーはんの曲では、メンバーが順番にひと言ずつセリフを言うんですけど……。
黒木:
みんな1~2秒の間でセリフを変えたりするんですけど、この間の北海道遠征では、(ちぎらが)“○×食べたい!”って言い出すから、私、パニックになっちゃって“ジン、ジン、ジンギスカン!”って歌いました(笑)。ちゃーはんの曲なのに(笑)。そういう感じで1つひとつのライブが楽しいと思うので、ぜひ観てほしいです。
――メンバーも楽しんでいるのがいいですね。群青の世界も意気込みをお願いします。
横田:
ここまで来たからには勝ちたいという想いは強いです。<メインステージ争奪LIVE>をきっかけに群青の世界を知ってくださる方も増えるんじゃないかなと思うので、これをチャンスだと思って頑張ります。私たちは曲を大事にしていて、等身大で共感できる歌詞が多いんです。いろいろな曲がありますけど、ライブを観てもらえたら1曲は“この曲いいな”って思ってもらえると思っています。お客さんも巻き込んで、群青の世界にしか出せない世界を作り上げたいと思います。アンスさんみたいに“わぁ~!”と盛り上がる感じではないですけど、私たちにしかできないパフォーマンスをお見せできたらいいなと思ってます。そういうライブをして、メインステージに行きたいです!
水野:
前哨戦の時もそうだったんですけど、決勝戦に向けて自分たちだけじゃなくて、応援してくださっている方たちが頑張ってくれていて。いろいろなところで私たちを支えてくれているので、その恩返しの気持ちを、ライブでちゃんと見せられたらいいなと思います。
TOKYO IDOL FESTIVAL 2021
日程:2021年10月1日(金)、10月2日(土)、10月3日(日)
会場:お台場・青海周辺エリア
主催:TOKYO IDOL PROJECT
チケット発売中
・単日券 ¥8,800
「キラキラチケット」「Tシャツ付きチケット」はソールドアウト。
■チケットに関するお問い合わせ先
楽天チケット
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■オンラインチケット
オンラインチケットを購入すると、<TIF2021>のライブステージ「HOT STAGE」「SMILE GARDEN」 「DOLL FACTORY」「SKY STAGE」「バーチャルTIF」のオンライン視聴が可能となります。
・10月1日(金)1日チケット:¥4,900(税込)
・10月2日(土)1日チケット:¥4,900(税込)
・10月3日(日)1日チケット:¥4,900(税込)
・3日間通しチケット:¥13,000(税込)
■券売に関する注意事項
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ライブ配信後の見逃し配信も予定しております。
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