パリ・サンジェルマン対マンチェスター・Cについて知っておきたい7つのこと

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 28日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループA第2節では、パリ・サンジェルマン(PSG)が本拠地『パルク・デ・プランス』にマンチェスター・Cを迎える。

 昨季の準決勝で対戦した両者は、ともに今大会の優勝候補に挙げられる強豪チーム。直近のリーグ戦ではそろって会心の勝利を収めており、上昇気流に乗って大一番を迎えることができそうだ。リオネル・メッシとジョゼップ・グアルディオラ監督の“師弟対決”にも注目が集まるビッグカードを前に、知っておきたい7つのトピックを紹介する。

[写真]=Getty Images

■優勝候補の2チーム




 今大会の優勝候補の筆頭に挙げられる2チームがグループステージ第2節で早くも激突する。イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』が、2021-22シーズンのCL優勝オッズを最も低く付けているのはPSGとマンチェスター・Cで「5倍」となっている。次に低いのがバイエルンの「6.5倍」。以下、チェルシー(8倍)、リヴァプール(9倍)、マンチェスター・U(13倍)、レアル・マドリード(17倍)と続いている。最大のライバルと同グループで戦うことになる両チーム。直接対決では可能な限り多くの勝ち点とゴールを奪っておきたいところだ。

■対照的なスタート




 15日に行われたグループステージ第1節は対照的な結果に終わった。ホームにライプツィヒを迎え、6-3の壮絶な打ち合いを制したマンチェスター・Cは、CL通算勝利数が「50」に到達した。91試合目での50勝は、イングランド史上では最速。全体でも88試合で達成したレアル・マドリードに次ぐスピードとのこと。一方、敵地でクラブ・ブルージュと対戦したPSGは、先制しながらも追いつかれ、勝ち点1しか獲得することができなかった。CLの舞台で、最後に開幕から2試合連続で勝ち点を落としたのは、2004-05シーズンまで遡るPSG。グループ最下位に終わった17年前の二の舞は避けたいところだ。

■PSGはマンチェスター・Cに未勝利



 PSGは公式戦でマンチェスター・Cに勝ったことが一度もない。CLでは2015-16シーズンの準々決勝と昨季の準決勝で対戦して1分3敗。昨季のベスト4では、ホームで行われたファーストレグでは先制しながら逆転負け。敵地での第2戦はリヤド・マフレズの2ゴールにより完封負けを喫し、2試合合計スコア1-4で涙をのんだ。今回はグループステージでの対戦のため、マンチェスター・Cとの対戦結果で全てが決まるわけではない。それでもPSGは第1戦で勝ち点を取りこぼしているだけに、昨季のファイナリストが相手とはいえ、ホームでは勝ち点3が必須だろう。なお、2008年のUEFAカップでの1戦も含め、マンチェスター・Cとの全5戦に未勝利(2分3敗)のPSG。欧州のカップ戦でこれより多く対戦しながら未勝利なのは、ユヴェントス(8戦)だけとのこと。

■スタッツ上でもマンチェスター・Cが有利?




 直接対決の成績だけでなく、スタッツ上でもマンチェスター・Cが有利のようだ。マンチェスター・CはアウェイでのCLは最近10試合に無敗(8勝2分)で、最後に敵地で負けたのは2019年4月のトッテナム戦。イングランド以外で行われたアウェイゲームに限定すると、2017年12月にシャフタール・ドネツク戦で敗れて以降、15試合も無敗を維持している(12勝3分)。一方、PSGはCLのホームゲームで最近3試合に未勝利(1分2敗)。その中には昨季の準決勝マンチェスター・C戦も含まれている。ただ、グループステージに限定すると、ホームゲームは最近27試合でわずか1敗(21勝5分)。PSG加入後のホームでのCLは、出場した13試合で14得点とゴールを量産しているネイマールに期待したい。

■グアルディオラ監督を知り尽くすメッシの存在




 PSGにとって、マンチェスター・Cのグアルディオラ監督を知り尽くすメッシの存在は心強いはずだ。バルセロナでは同監督の下で出場した公式戦219試合で211得点を決めたメッシ。師弟対決でも結果を出しており、CLでグアルディオラ監督が率いるチームに対し、これまで6ゴールを記録している(バイエルン戦で2ゴール、マンチェスター・C戦で4ゴール)。2016-17シーズンにはグアルディオラ監督が就任したばかりのマンチェスター・Cとグループステージで対戦。バルセロナがホームで4-0の大勝を収めた試合で、メッシは「ハットトリック+1アシスト」の全得点に絡む活躍を見せた。

 今夏にはマンチェスター・Cに加入するのではないかとの噂もあったが、最終的にPSGを選択したメッシ。リーグ戦は2試合続けて欠場中だが、この試合で復帰する可能性があるようだ。自身の下した決断が間違っていなかったことを、グアルディオラ監督に証明することができるだろうか。

■ポチェッティーノ対グアルディオラ




 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、グアルディオラ監督との対戦で結果を出せていない。通算対戦成績は3勝5分12敗。昨季のCL準決勝での2敗に加え、ポチェッティーノ監督がエスパニョール、グアルディオラ監督がバルセロナを率いて戦った“バルセロナ・ダービー”では1勝3分5敗だった。トッテナム対マンチェスター・Cの対決でも2勝2分5敗と負け越した。ただトッテナム時代の1勝は、2018-19シーズンのCL準々決勝ファーストレグで収めたもの。ホームで1-0の勝利を収めたポチェッティーノ監督率いるトッテナムは、『エティハド・スタジアム』での第2戦に3-4で敗れたが、アウェイゴール差で準決勝進出を決めた。

■予想オッズは?



 日本時間28日午前8時現在、『ウィリアム・ヒル』はPSGの勝利に「3.1倍」、マンチェスター・Cの勝利に「2.25倍」、ドローに「3.6倍」というオッズを付けている。昨シーズンの直接対決を制し、ファイナリストとなったマンチェスター・Cがやや有利という予想のようだ。また、第1節で勝ち点を落としていること、そしてホームゲームであることなどを踏まえると、絶対に負けられないというプレッシャーはPSGの方が大きいはずだ。過去の対戦ではマンチェスター・Cが負けなしだが、PSGのタレント軍団の歯車がかみ合えば、勝てない相手などいないだろう。ただ、それと全く同じことがマンチェスター・Cにも当てはまる。最終的には自分たちの戦いを、より徹底できたチームに軍配が上がるはずだ。

(記事/Footmedia)

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