橋本愛、東京国際映画祭のフェスティバル・アンバサダーに就任 映画で人生が救われた経験明かす

【モデルプレス=2021/09/28】女優の橋本愛が28日、都内で行われた「第34回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見」に出席。本年度のフェスティバル・アンバサダーに決定したことが発表された。

◆橋本愛、アンバサダー就任に喜び“人生を変えてくれた”出来事とは

橋本にとって同映画祭はどういう存在か尋ねられると「この季節になると、ちょっと暇があったら映画祭のサイトを見て『空いてる。行こう』みたいな感じで、日常の延長線上に映画祭があったりするんですけど、思い出深い出来事がたくさんあって、自分の人生を丸ごと救われたかのような体験もさせていただきましたし、観客として作品を観て映画に助けてもらったというのがこの映画祭きっかけでありましたし、自分が出演した作品を上演させてもらって、レッドカーペットを歩かせていただいたり、舞台挨拶をさせていただいてみなさんにお会いしたりしていたので、ご縁があるなって個人的に思っていました」と答え、「今回アンバサダーとしての新たなご縁をいただき、本当に心からありがたいなと思っています」と声を弾ませた。

続けて、人生を救われた体験とはどんな体験か問われると「『エンドレス・ポエトリー』という映画をこの映画祭で拝見させていただいて、そのときに印象的な場面がありまして、すごく具体的にいうと『愛されなかったから愛を知ったんだ』という言葉があって、目から鱗というか『そっか』と思って、得られなかったからこそ自分が何がほしいのかわかるじゃないですか。その言葉で自分があまりうまく付き合えなかった人たちに対しても『だから私は気持ちを知れたんだ』ってむしろ感謝の気持ちが生まれて(笑)、自分の人生を変えてもらったと言ったらありふれた言葉になってしまうんですけど、本当に人生を変えてくれたので、そういうありがたい経験がありました」と打ち明けた。

また、同映画祭に望むことはあるか聞かれると「映画祭そのものというよりは、映画文化、芸術が日本という島国の地中深くに根を張っていったらいいなという思いがあって、そのためにはみなさん一人ひとりの生活に映画や芸術がもっともっといい意味で蔓延っていけたらいいなと思っていて、この映画祭の水面下にみなさんの生活だったり、人生の大きな一部になっていけるように、いまの現状に満足せずにどうしていったらいいのか考えていけたらいいなと思います」と吐露した。

◆橋本愛、コロナ禍における芸術文化を語る

さらに、気になっている作品はあるか尋ねられると「クリント・イーストウッド監督のオープニング作品(『クライ・マッチョ』)をぜひ観たいなという気持ちがありますし、個人的にダンスだったり舞踊や舞とか、身体芸術がすごく好きなので、田中泯さんの映画を観たいなって思います」と目を輝かせた。

最後に、コロナ禍における映画などの芸術文化とはどのようなものか尋ねられると「自分自身が文化芸術に生かされてきた人間なので、人体の危機を医療が救ってくれたりというのもありながら、芸術というのは心の命を救ってくれるものだと思っていて、どっちが死んでもダメで、その一端を芸術が担っているんだという意識が強いので、文化芸術は早急に必要なものではないという考えに触れると苦しいなと思うし、しんどい気持ちでいる人には『映画があるよ。芸術があるよ。文化があるよ』という風に触れて、少しでも癒しを得てもらいたいなという思いが強いので、自分も俳優として作品づくりに関わる中で、そういう作品を一つひとつ大事に作っていって、一人ひとりの心に届いてほしいなという思いでやっているので、そういう考えが根強く広がっていただけると嬉しいなと思っています」とコメント。

橋本とともに質疑応答の場に登壇した吉田恵輔監督(※「吉」は正式には「つちよし」)は、橋本とは今回が初対面だそうで、橋本の印象を聞かれると「さっきの質問(の答え)もそうですけど、頭が良さそうだなと思って、横にいると俺の頭の悪さが目立ってしまって、またお漏らしをしています(笑)」と恐縮して笑を誘い、一方、吉田監督の作品が好きで観ているという橋本は、吉田監督の作品に出てみたいと思わないか尋ねられると「もちろんそれはありますけれども、あまりアピールしたくない人なので、ご縁にお任せします」といい、吉田監督は「それも違う意味のアピールなんだけどね(笑)。ぜひ!」と笑顔を見せた。

第34回東京国際映画祭は2021年10月30日から11月8日まで日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。(modelpress編集部)


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