鈴木亮平『TOKYO MER』がトップ! ワースト入りは重岡大毅『#家族募集します』中川大志『ボクの殺意が恋をした』【7月期ドラマ視聴率ランク】

 今夏は東京オリンピック・パラリンピックが開催された影響で、放送間隔が何週も空いたり、裏番組の競技中継の影響で視聴率が急落するなど、負の影響を受けた作品も多かった夏ドラマ。そんな異例の状況で健闘したのはどの作品だったのか。プライム帯で放送された民放キー局連続ドラマの全話の世帯平均視聴率を、ランキング形式で振り返りたい。

【2021年夏ドラマ(午後8~10時台)世帯平均視聴率一覧】
1位『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系、日曜午後9時) 全11話/13.6%
2位『緊急取調室』第4シリーズ(テレビ朝日系、木曜午後9時) 全9話/12.1%
3位『刑事7人』第7シリーズ(テレビ朝日系、水曜午後9時) 全9話/11.5%
4位『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系、水曜午後10時) 全9話/11.4%
5位『ナイト・ドクター』(フジテレビ系、月曜午後9時) 全11話/11.1%
6位『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系、土曜午後10時) 全10話/8.9%
7位『IP~サイバー捜査班』(テレビ朝日系、木曜午後8時) 全9話/8.7%
8位『プロミス・シンデレラ』(TBS系、火曜午後10時) 全10話/7.9%
9位『彼女はキレイだった』(フジテレビ系、火曜午後9時) 全10話/7.0%
同率9位『#家族募集します』(TBS系、金曜午後10時) 全9話/7.0%
11位『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 全10話/5.3%
12位『推しの王子様』(フジテレビ系、木曜午後10時) 全11話/4.9% 

※ビデオリサーチ調べ、関東地区(以下同)。数字は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。放送期間がずれているテレビ東京系は除く。

『TOKYO MER』、視聴者からツッコミ続出も……

 トップは、鈴木亮平主演の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。立てこもり犯が外に出てきても警察が確保しなかったり、神経ガスが充満した地下で主人公が防護マスクを外したりと、現実味のない展開に「なんでもありだな」「ありえない」とツッコミが相次いだものの、演出重視の派手な展開を「毎回、めちゃくちゃ熱い!」「展開がわかりやすくて、見応えがある」と評価する声が多く、最終回では自己最高となる19.5%を記録した。「ツッコミを入れながら楽しむ」という特有の見方を、多くの視聴者が受け入れた結果といえそうだ。

 2位の天海祐希主演『緊急取調室』は、7月22日放送の第3話でシリーズ初となる1ケタ(9.1%)を記録したものの、シリーズ通して全話平均12~13%と安定した数字を誇っている。同じくテレ朝の刑事ドラマシリーズである東山紀之主演『刑事7人』も、今シリーズは全話2ケタと好調のため、共に今後も続編の制作が期待できそうだ。

 4位は戸田恵梨香と永野芽郁という朝ドラ出演女優がダブル主演を務めた『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』。コメディとシリアスを織り交ぜたストーリーが好評だったほか、主演の2人に加え、三浦翔平、山田裕貴、ムロツヨシらキャスト陣に対し、ネット上では「一歩間違えばサムくなりそうなシーンでも、みんなが自然に演じていてすごい」「キャストのバランスが絶妙。演技もうまい!」と賛辞が寄せられていた。

 なお、同作は放送中に永野が新型コロナウイルスに感染し、撮影が休止した影響で8月4日と11日の2週にわたって「特別編」を放送。そんなアクシデントがありながらも、オリコンが調査した「最新ドラマ満足度調査」(9月7日~13日放送分を対象)によると、『TOKYO MER』と並んでトップに立っている。

 一方、2ケタに届かず残念な結果となったのが、『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)、『彼女はキレイだった』『推しの王子様』(共にフジテレビ系)といったラブコメディ作品だ。『推しの王子様』は、主演を務める予定だった深田恭子が撮影開始直前に適応障害の治療に専念するため芸能活動休止を発表。比嘉愛未が急きょ代役を務めることになったが、放送開始後、ネット上では「深キョンのための脚本って感じ」「比嘉愛未は頑張ってるけど、やっぱり深田恭子で見たかった内容」という声が上がり、制作側だけでなく視聴者にとっても消化不良気味なドラマになったといえそうだ。

 『ボクの殺意が恋をした』は、中川大志演じる殺し屋が、新木優子演じる暗殺のターゲットに恋をしてしまうという斬新なストーリー。新木は、2019年に高良健吾とダブル主演を務めた『モトカレマニア』(フジテレビ系)以来の地上波連ドラ出演だったが、『モトカレマニア』も全話平均4.4%と振るわなかっただけに、残念ながら今後、“低視聴率女優”のイメージが付きまとう可能性もありそうだ。

 また、ジャニーズWEST・重岡大毅、木村文乃、仲野太賀といった主要キャストの顔ぶれに、放送前からドラマファンの期待値が高かった『#家族募集します』も、フタを開けてみれば全話平均7.0%とイマイチな結果に。「新時代のホームドラマ」を謳っていたが、ネット上では「もらい泣きした」「子役がかわいい」という声が上がる一方で、主人公らが子どもたちと暮らすシェアハウスに対し「全然魅力を感じない」「こんな環境で子育てしたくない」と冷めた声も上がっていた。

 医療ドラマや刑事ドラマといった“職業ドラマ”が健闘する一方で、恋愛モノが振るわなかった今期。10月からスタートする秋ドラマにも、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』や『相棒』(テレビ朝日系)、月9『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)といった人気の職業ドラマシリーズがラインナップされているが、果たして……。

  • 9/28 9:00
  • サイゾーウーマン

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