サンドウィッチマンらの『ドリフに大挑戦SP』、『鉄腕DASH』に勝利&『イッテQ』に肉薄!驚き大躍進の理由はSnowManのキレキレ「ヒゲダンス」!

 9月26日、ザ・ドリフターズの特番『ドリフに大挑戦スペシャル』がフジテレビ系で放送された。

 今回の放送では加藤茶(78)、仲本工事(80)、高木ブー(88)のドリフメンバーが往年の名番組『ドリフ大爆笑』で行なっていた“雷様コント”や定年退職を迎えた父親が主人公となったコントを披露。

 さらに、“ドリフ・ラヴァーズ”と呼ばれるサンドウィッチマン、カミナリ、ガンバレルーヤ、劇団ひとり(44)、遠藤憲一(60)、アンミカ(49)、IKKO(59)をはじめ、昨年3月に亡くなった志村けんさんの冠番組に出演した経験があるアンタッチャブルの柴田英嗣(46)、ハライチの澤部佑(35)、磯山さやか(37)ら人気芸人やタレントたちが、『ドリフ大爆笑』の『もしもシリーズ』で行なわれていた“威勢のいい銭湯”、“早着替えコント”、さらには少年少女合唱隊の“早口ことば”を行なった。

「今回の放送では、3時間の放送で16本のコントが行なわれましたが、ドリフメンバーがかかわったコントはわずかに3本で、若手芸人やタレントたちによるドリフの名作コントの再現がほとんど。

 番組序盤のトークパートで高木が“自分たちの好きなようにやればいいじゃん。ドリフをそのままやるってわけじゃないしね”、加藤が“自分たちの色を出してほしい”と芸人たちに伝えていたように、どれもドリフの名作コントがベースとなりながら出演した芸人やタレントたちのカラーを生かしたコントに仕上がっていました。

 2004年3月に亡くなったいかりや長介さんの過去のコント紹介VTRも盛り込まれながら、今までにない新しいドリフの番組になっていましたね」(テレビ誌ライター)

■新生“ドリフ番組”がまさかの快挙!

『ドリフに大挑戦』は世帯視聴率で9.4%を獲得。同時間帯に放送されていた裏番組『ザ!鉄腕!DASH!!(鉄腕ダッシュ)』が11.1%、『世界の果てまでイッテQ!』(いずれも日本テレビ系)が世帯10.1%ということで、世帯視聴率では劣ってしまった。

「『ドリフに大挑戦』は世帯視聴率こそ『鉄腕ダッシュ』と『イッテQ』に負けてしまっていますが、驚くのはコア視聴率です。

 ドリフといえば『ドリフ大爆笑』や『8時だョ!全員集合』(TBS系)とテレビ史に残る名番組を作って国民的グループとなったものの、全盛期は昭和です。また、志村さんは亡くなる直前まで『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)や『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)と第一線で活躍していたものの、いかりやさんが亡くなって17年も経ち、5人揃っての活動は、長らく行なわれていませんでした。

 全盛期と比べて、“ドリフブランド”のパワーが落ちていると思われていた中で放送された今回の『ドリフに大挑戦』だったのですが、コア視聴率は6.8%という高視聴率を獲得したんです。これは、『鉄腕ダッシュ』のコア視聴率6.0%を上回るもの。さらに『イッテQ』の7.4%にも肉薄するという大善戦を見せたんです。年配の人が見るであろうと思われたドリフの番組が、驚くようなコア視聴率を残したと言えます」(制作会社関係者)

■大躍進の裏にミリオン連発Jの活躍!

 前出の制作会社関係者は続ける。

「サンドウィッチマンら人気芸人が多数出演していたとはいえ、想像以上の数字です。やはり、芸人だけでなく、Snow Manのメンバーの活躍も関係しているのではないでしょうか」

『ドリフに大挑戦』では、Snow Manから深澤辰哉(29)、宮舘涼太(28)、向井康二(27)の3人が出演。志村さんと加藤の絶妙なコンビネーションで人気を博したコント“ヒゲダンス”にずんの飯尾和樹(52)を行なった。

「向井、深澤、宮舘はバケツ回しや、たらいに入れた水を振り回すといった、ヒゲダンス恒例の大道芸パフォーマンスといった定番のパートもしっかり行なっていました。ただ、それ以上にキレのあるダンスで見せ場を作り、自然に彼らの持ち歌である『Grandeur』の振り付けを盛り込んだり、ラストには宮舘と深澤がバク転を行なったりと、Snow Manならではのパフォーマンスを見せ話題になっていましたね」(女性誌記者)

 視聴者からは「カッコイイと面白いが同時に見れたヒゲダンスも最高でした」「ジャニーズのヒゲダンス、めちゃくちゃ上手いんだけど何処かにアイドルが残っちゃってるとこが面白い」「こんなかっこいいヒゲダンス初めて見た」など多くの反響がネット上に寄せられている。

「深澤と向井は、東京03の飯塚悟志(48)が医師役のコントに患者役として登場したほか、3人揃って飯尾と父親がスーパーヒーローの家庭を舞台にしたコントにも登場し、ヒゲダンス以外でも見せ場を作っていました。深澤は医師コントでKAT-TUNの亀梨和也(35)のモノマネをぶっこみ、スーパーヒーローコントでは母親役で女装もして特に活躍していましたね。

 デビューからシングル3作連続ミリオンといった破竹の勢いで人気を高めているSnow Manの3人の活躍も、『ドリフに大挑戦』の大躍進に大きく貢献していたのは間違いなさそうです」(前同)

 ドリフとSnow Manの相性は最高だったようだ。

2021/9/28 8:15

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