賢すぎるペットのヨウム、アレクサを使いこなす姿に「ちょっと不気味」の声(米)

米ニューヨーク州バッファロー在住のマックス・フランクリンさん(Max Franklin)は、自宅でヨウム(大型インコ)の“マックス(Max、21)” を飼っている。

マックスさんは仕事に出ている間、ヨウムをカメラを設置したケージに入れているそうだが、このほどヨウムがスマートスピーカー「アレクサ(Alexa)」を完璧に使いこなす驚きのシーンが撮影された。

映像には鳥特有の鳴き声を出しながら、「アレクサ」と声を発するヨウムの姿が映る。しばらく舌を打ち鳴らす音や甲高い鳥の鳴き声などを発していたが、再び「アレクサ」と言うと「ひき肉を追加して」と呼びかけたのだ。すると遠くの方でアレクサが「ひき肉はすでに買い物リストに入っています」と反応した。

これを聞いたヨウムは、自分がすでに追加していたことを忘れて恥じるかのように、噴き出して笑ったところで映像は終わっている。

ヨウムはマックスさんがアレクサにひき肉を追加していたときの声を聞いていたようで、その声を真似ていたものと思われる。

この映像がTikTokで共有されると、ヨウムがアレクサの使い方を認識していたことやアレクサの言ったことを理解しているように笑う反応に多くの人が驚いたようで、今月27日の時点で再生回数が1290万回を超えるほど反響を呼んだ。

コメント欄には「狡猾なヨウムだね」「老人みたいな声をしていて怖いよ」「自分が何をしたのか分かって笑っているみたいだ」「こんな声が夜中に聞こえたら、怖くて気を失っちゃうよ」「笑い方が怖すぎる」などといった声が多数届いた。

マックスさんのTikTokには他にもヨウムがアレクサに「暖房を消して」「電気をつけて」と話しかける投稿があり、しっかりとアレクサが反応する様子に多くの人が驚いている。

なおヨウムは知能が高い鳥で、5歳児並みの知能があるとも言われている。様々な声や音を真似ることで知られており、過去には殺人事件で容疑者特定のヒントを連呼して手柄をあげたというヨウムがいた。

一方で来園客に「失せろ!」と罵倒する動物公園のヨウムも話題になったことがあり、善悪の区別までは難しいようだ。

画像は『The Washington Newsday 2021年9月19日付「Alexa is hilariously asked to add pulled pork to the shopping list by a parrot.」』『Max Franklin 2021年9月11日付TikTok』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

2021/9/27 21:50

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