ダービー勝利に貢献の冨安健洋、驚異的なスタッツを記録…英メディアも高評価

 “ノース・ロンドン・ダービー”の勝利に貢献したアーセナルの日本代表DF冨安健洋が高い評価を得ている。

 プレミアリーグ第6節が26日に行われ、アーセナルとトッテナムが対戦。12分にエミール・スミス・ロウのゴールで先制すると、27分にピエール・エメリク・オーバメヤン、34分にはブカヨ・サカが追加点を挙げ、3点リードで前半を折り返す。79分にソン・フンミンに1点を返されたものの、このまま逃げ切り、3-1で勝利。リーグ戦3連勝を飾った。

 冨安は右サイドバックで加入後3試合連続で先発し、2試合連続でフル出場。現地メディアの採点では高評価が並んだ。『スカイスポーツ』はチーム2位タイとなる「8」をつけた。『フットボール・ロンドン』でもチーム2位タイとなる「8」がつけられ、「日本代表選手がまた素晴らしいパフォーマンスを見せた。空中戦では無敵に見える。試合毎に技術的な自信をつけていて、攻撃面で貢献することもできた」と寸評をつづった。

 また、『Squawka』ではチーム最高評価タイの「8」をつけ、「彼の自信のあるポジションではなく、スパーズ(トッテナム)にゴールを許してしまったが、新しいアーセナルの男はほとんど肯定的なものを見せた。チーム最高となる8回のボール奪取を記録し、相手がゴールを狙った時のリバウンドを常に予測するという彼の義務は、ガナーズ(アーセナル)の最終ラインに必要とされていた成熟度を示している」と評価している。

 なお、『Squawka』のツイッターでは冨安のスタッツも紹介。トッテナム戦ではチーム最多となるボールタッチ数67回、リカバリー数8回を記録した。また、プレミアリーグ出場3試合で未だに一度もドリブル突破を許していないことも伝えられている。

 今シーズンのアーセナルは開幕3連敗スタートとなったものの、冨安がデビューして以降は3連勝を達成。プレミアリーグに初挑戦している同選手だが、チームの立て直しに大きく貢献を果たしている。

2021/9/27 10:24

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