リモート環境でのやらかしエンジニア5選 「毒舌チャットで傷つく人続出」「ズボン履かないでオンライン会議」

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コロナ禍において徐々に浸透しつつある、リモートワークという働き方。他業種に比べ、特にITエンジニアという職種においては、多くの企業・現場で先行して導入されている状況です。

働き方が変化すれば、採用のあり方も当然変化が求められます。今回は、フリーランスのITエンジニアを多数抱える現場のリアルをお伝えします。

ひと昔前は面接と言えば、一次面接から最終面接まで、全て対面で行うことが一般的でした。しかし、コロナ禍の現在では、すべての工程をオンラインで実施し、一度も直接会うことなく合否結果を通達される…ということも珍しくありません。

対面での面談では、面談前後での気軽な会話の時間で感じ取れる雰囲気や人柄などを含めて、受け入れの可否を判断することができました。しかし、オンラインでは、意識的に「把握しよう」としなければ、その人の持つ雰囲気までを汲み取ることは難しくなっています。また、参画後も「リモートワークだからこその行動」に周囲が戸惑う出来事も起きています。

実際に企業の採用担当者から「受け入れたものの困っている…」との声があがった人材事例をご紹介します。ITエンジニアの皆さまは、これらのエピソードを反面教師として活かしていただけると嬉しいです。(文:ギークス株式会社 増田 智紀)

チャットだと性格が変わる?極端な毒舌でコミュニケーションが壊滅的な「豹変系エンジニア」


最初の事例は、対面で話すと物腰が柔らかく、おだやかな印象を受けるのに、オンラインでのコミュニケーションとなると、相手をイライラさせたり、傷つけたりしてしまう「豹変系エンジニア」です。

「本人は冗談のつもりで言っているのかもしれないが、ソースレビューをしていたら『その書き方意味分かんない』などストレートな物言いで傷つく人が多数…」
「顔が見えないからか、上下関係に配慮が足りなくなり、関わる人がイライラしている」
「とにかく話が回りくどくて目的が伝わりづらく、テキストの解読に時間を奪われる」

といった声が届いています。

そんな「豹変系エンジニア」は、周りから「極力関わりたくない」と思われる存在に。しかし、本人はまったく気が付いていないようです…。

→必要なのは「想像力」!言葉の温度感が伝わりづらいからこそ、テキストで伝える際には話し言葉より少し丁寧な伝え方を。

できると言っていたことが出来ない「見栄っ張り系エンジニア」

2つ目は、面談の際には、出来る・経験があると言っていたのに、いざ参画してみたら出来ると言っていたことが出来ていない「見栄っ張り系エンジニア」です。

「プログラミング言語やフレームワークについて、面談時には『使用した経験があり、1人で一通りのことは出来る』と言っていたのに、いざお願いしたら1人で業務を進められるレベルではなかった…」

という声が寄せられました。

出社していて周りに一緒に働く人がいるときには、フォローをすることが出来ますが、リモートワークだと手が止まっているときにすぐに気付きにくく影響が大きくなるのが困るところ。見栄を張ってしまった手前、本人から周りに助けを求められず、お互いに苦しい結果に…。

→リモートワークだからこそ「ありのままの自分」を伝えるのが大事!周りが様子を察して手助けしてくれる状況ではないからこそ、これまで以上に自分をさらけ出さないとトラブルのもとに。

複数企業から仕事を掛け持ちで首が回らなくなる「キャパオーバー系エンジニア」

3つ目は、リモートワークの働き方にも慣れてきて、通勤時間も削減された分「並行して別の案件も出来るかもしれない!」と仕事を掛け持ち始めた結果、忙しくなりすぎて追い込まれてしまう「キャパオーバー系エンジニア」です。

「掛け持った案件に時間を使ってしまい、メインの仕事を圧迫している」
「睡眠時間を削ってまで仕事を掛け持ちした結果、体調を崩してしまい、長期間お休みすることになった」

というケースも。

案件を紹介するサービスが増えていて、副業として受けられるような単発・短い時間の案件を獲得しやすくなっている世の中の動きも、要因の1つだと考えられます。簡単に仕事を受けられるからといって、勢いではじめてしまうのには要注意です…。

→一時的に時間があるからといって掛け持ちするのは禁物!忙しくなる時期も見越して、計画的に。

自己判断でどんどん仕事を進めちゃう「思い込み系エンジニア」

4つ目は、一を聞いて十を知った気になってしまって、依頼していたものと全く異なったものを仕上げてしまう「思い込み系エンジニア」です。

「3日間で対応してほしいと依頼していた案件について、3日後に仕上げてもらったものを確認してみたら、お願いしていたものと違うものが…」

というケースもありました。

出社して働いているときには雑談の中で「今このあたりに着手しています」などの話が挙がり、認識の齟齬に気付くこともありますが、リモートワークだと本人が意識して報告をしないと周りも気が付けないというのがネック。もちろん本人には悪気はなく、純粋に認識が間違っていることに気が付かないまま進めてしまっているのが、悲しいところです…。

→リモートワーク下では「報連相」はより細かく行って損はなし!「相手の話をすぐ理解できている」と思っている人こそ思い込みをしている可能性があるので要注意。

リモートだからと言ってズボンを履いていない!? 「リラックスしすぎ系エンジニア」

5つ目は、リモートワークで気が緩み、社外の方との打合せのときに思いがけないハプニング!? を起こしてしまう「リラックスしすぎ系エンジニア」です。

職種柄、社外の方との打合せが少ないないことや男性比率が高いことから、ついついリモートワーク中は服装・身なりがいい加減になってしまうエンジニアは多いようです。オンライン会議で画面上で見える上半身だけを整えて、実は下はパジャマ!さらには、ズボンを履いていない!という強者も聞かれます。

私たちは日ごろエンジニアの方と面談などをさせてもらっていますが、社員との面談中にカメラの位置を調節していたらあわや…!ということも。笑い話で済めば良いですが、受け取り方は人様々。昨今は特に気を付けておきたいものです…。

→最低限のマナーは必須!見えないからと言って油断することなかれ。

気付いたときが変わるチャンス!

今回はフリーランスエンジニアの方で起きた事例を紹介しましたが、どれもリモートワークを行う中ではフリーランスに限らず起こりうる事例です。読んでいて「思い当たる節がある…」と感じたエンジニアの方も多いのではないでしょうか?自分で気付けた方は、変わるチャンス。今日から心がけてもらえたら嬉しいです。

【筆者プロフィール】増田智紀(ますだ ともき)
ギークス株式会社・IT人材事業本部CS(カスタマーサポート)部・部長
ITフリーランス専門のキャリアアドバイザー。ギークスとご契約中のITフリーランスのフォローを行うCS部にて、一人ひとりと向き合い、個人の夢や将来像を見据えたキャリア提案を行う。

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