サウールの完全移籍を見据えて? アトレティコ、来夏にサカ獲得を検討か…

 アトレティコ・マドリードが、アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカ獲得を検討しているようだ。24日、イギリスメディア『デイリー・スター』が報じている。

 同メディアによると、アトレティコ・マドリードは、今夏の移籍市場でチェルシーへのローン移籍を果たしたスペイン代表MFサウール・ニゲスが完全移籍で退団する可能性があり、同選手の代役にサカを獲得して中盤を強化する計画があると伝えている。

 加えて、サカ自身も両ウイングや左サイドバックなど様々なポジションに対応し、そのユーティリティ性はアトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督にとっても貴重なものになると同メディアは併せて報じている。

 しかしながら、アーセナル側はサカを放出するにしても移籍金の最低要求額を4300万ポンド(約65億円)に設定し、さらにはユヴェントスもサカの獲得に興味を持っていると考えられる点も『デイリー・スター』は指摘している。

 現在20歳のサカは、アーセナルの下部組織で、2019年7月にトップチームへ昇格。背番号を「7」に変更した2020-21シーズンは、全公式戦46試合に出場して7ゴール10アシストを記録し、ファンが選ぶクラブ年間MVP(最優秀選手)にも選出された。代表では、2020年10月8日のウェールズ代表戦でイングランド代表デビューを果たし、今夏のEURO2020にも参戦。4試合に出場し、1アシストを記録した。

 若くしてアーセナルの主力を張るサカ。移籍か、残留か。同選手の決断に注目が集まる。

2021/9/25 14:37

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