原由子が桑田佳祐の“ごはんEP”に言及…話題曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」は「週刊文春の連載があったからこそできた曲」
桑田佳祐がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのレギュラー番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」。9月18日(土)の放送では、全国10ヵ所20公演を巡るアリーナツアー『桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS‼」』がスタートした桑田に代わって、“原坊”ことサザンオールスターズのキーボーディスト・原由子さんがパーソナリティを代演! 9月15日(水)にリリースされたばかりの桑田の新作EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』について、たっぷりと語ってくれました。
桑田佳祐
今作のタイトルについて、「LINEでこのタイトルが送られてきたんですけど、冗談だと思って大笑いのスタンプで返しちゃって(笑)」と原さん。しかし、そのタイトルが本気であったことを知り「よく考えてみたら、この6品はとてもバランスのいい食事だし、日本人のソウルフードだし、この“ごはんEP”(の収録曲6曲)も6品と同じくどれも欠かせない曲だなと、すごく納得した」と話します。
原さんによると、“ごはんEP”のレコーディングは、2020年1月よりスタートした「週刊文春」(文藝春秋)での連載「ポップス歌手の耐えられない軽さ」(※2021年4月で終了)と時期が重なっていたため、「私が見ていた感じだと、その原稿を書くために週の半分ぐらいかかりきりになっていた」と言います。
原稿の執筆以外の時間に曲をつくり、レコーディングに臨むという過密スケジュールで「文章をつくる脳と、曲をつくる脳の頭を切り替えるのが大変だったんじゃないかなと思いました。(桑田は)本当になんでも一生懸命で、全身全霊で取り組む人。それだけに、すごくエネルギーを使っていたなと思う」と原さんだからこそ知り得る一面も。
とはいえ、その連載があったからこそ「昔、自分が好きだったものや歌謡曲の素晴らしさを思い出して再認識できたことで、それが曲づくりにも反映したし、まさに『Soulコブラツイスト~魂の悶絶』は、あの連載があったからこそできたんじゃないかなと思う曲」と語りました。
その「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」について、原さんは「歌謡曲のようでもあるんだけど、新しさもある不思議な曲」と話します。9月14日(火)に公開されたミュージックビデオ(以下、MV)も観たと言い、「大笑いしちゃって」と茶目っ気たっぷりに振り返ります。
というのも、MVの内容は、尾崎紀世彦さんが「また逢う日まで」で、第13回日本レコード大賞の大賞を受賞した際のシーンをオマージュしたもので、「(尾崎紀世彦さんへの)リスペクトがいっぱいです」と原さん。最後は桑田が紙テープまみれとなり、ズッコケてしまうシーンなどパロディ要素も散りばめられており「クレイジーキャッツを見て育った世代だなって(笑)。コブラツイストもアントニオ猪木さんへのリスペクトが込められていて、すごくよかった」と感想を口にします。
【桑田佳祐 – Soulコブラツイスト~魂の悶絶(Full ver.)】
なお、桑田が全身全霊を注いで綴った全66篇からなるエッセイ「ポップス歌手の耐えられない軽さ」(文藝春秋)が、10月8日(金)に発売されることが決定。原さんは「ぜひ、こちらも読んでいただければ」とおすすめしていました。
次回9月25日(土)の放送も、どうぞお楽しみに!
『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
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聴取期限 2021年9月26日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:桑田佳祐のやさしい夜遊び
放送日時:毎週土曜 23:00~23:55
パーソナリティ:桑田佳祐
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/yoasobi/