エリート中のエリートなのに「お尻出すこと以外NGなし」!? Snow Man向井康二のバラエティ力

 9月20日放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)に、Snow Manの目黒蓮(24)と向井康二(27)の“めめこじ”コンビが「飯ごう-1GP」ロケに参加し、前回優勝者のサンシャイン池崎(39)、佐久間由衣(26)とオリジナル飯ごう料理で対決。目黒と向井は、タイ人を母に持つ向井の提案でグリーンカレー作りに挑戦した。

 2人は千葉県の農家に行き、カレーに使う青唐辛子を収穫。実は辛いものが苦手だという2人は、いろいろな種類がある青唐辛子を味見し、その辛さに悶絶していた。無事青唐辛子をゲットし、調理を開始。向井はムエタイのコスチュームを身につけ、やる気満々で踊りながら登場したが、目黒は「じゃあ、ちょっと僕火作ってきます」とこれをスルー。つれない目黒の態度に、向井は「最後まで見ろよ!」とボヤいていた。

 目黒は火起こし、向井は料理と作業を分担。向井はムエタイの格好のまま本場仕込みのルー作りをスタート。青唐辛子などの材料を入れたすり鉢を足の間に抱え、地面に座ると「これ、行儀悪くないです。タイのシステムですから」「家の前とかでやりますからね。“サワディーカップ”とか言いながら」と説明しながら、材料をすり潰していく。

 さらに向井は「グリーンカレーって言うじゃないですか。もともとは外国の人が見た目がカレーっぽいからグリーンカレーって言ってる」「ホンマはカレーじゃないんです。あれ、タイ語でカレーじゃなくって“ゲーン”」「これ、お汁ものの意味ですね」とウンチクを語り、「タイのことは任せてください」と胸を張った。

 向井が作ったグリーンペーストにココナッツミルクを入れるため、ココナッツの実を割ることになったると、スタッフから「向井くん、ヤシの実面白く割れます?」言われ、向井は「割れませんよ。ムチャぶりや」と不満げ。スタッフから「じゃあ、やめときます?」と言われると、バラエティに命をかけている向井は「いやいやいや、やります……」としぶしぶOKし、「じゃあ今回は、センタリングタイキックボレーで!」と宣言。目黒から「もう面白いの確定してるよ」と励まされた。

■目黒も認めるエリート中のエリート向井

 向井は「全力戦士アモンチャイ!」とムエタイポーズを決め、「お尻出すこと以外NGなし! いくぞ!」「来い、めめ!」と気合を入れ、目黒が投げたヤシの実をキックで割ろうと奮闘。しかし、硬いヤシの実でスネを強打し、「あ~!」と叫び声を上げながら悶絶。その後、何事もなかったかのように包丁の背を使って慣れた手つきでココナッツを割り、作業を続行した。

  作業中、スタッフからジャニーズ事務所に入所した経緯を尋ねられた向井は、「タイでムエタイやってたときに、この格好の写真をジムに飾ってたんですよ」「ほんで、ジャニーさんがタイの仕事でたまたまそのジムに訪れたんですよ」「この写真の子誰だよ? 電話番号教えてくださいということで、急に実家に電話がかかってきて」と入所時のきっかけを告白。

 向井は、関西ジャニーズJr.時代に兄と「ムエタイ向井ブラザーズ」というユニットを組んでおり、活動していた約3年間はムエタイ選手の格好でダンスを踊っていたという。今ではグループでもコテコテのお笑い担当の向井だが、目黒は「なかなかいないですから、このパターン。エリート中のエリートですよ」と絶賛。

 ネットではファンからも「そうなんだよな。向井くんってエリートなんだよな……あんまり体張って頑張ってるからたまに忘れる(笑)」「向井くんのジャニーズ入所エピソードすげえな」「お尻以外はNGないんかw」など、さまざまな声が上がっていた。

 ちなみに向井が叫んでいた「アモンチャイ」とは、かつて関西テレビで放送されていた関西ジャニーズJr.が出演する単発ドラマ番組『DRAMATIC-J』のドラマ「リバーサイド入り口」で、ムエタイ向井ブラザーズ時代の向井が演じた役名「平田アモンチャイ」からきており、今回の放送後、「アモンチャイ」はネットでも話題になっていた。

 ジャニー氏直々にスカウトされたジャニーズエリートの向井、今後はバラエティでエリートを目指す!?

2021/9/24 10:00

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