ダイソー「イボイボボール」こんなに使えるとは!首肩をほぐすと最高
6~7時間のデスクワークに3時間の読書。それ以外にも、食事中やスマートフォンを見ているときなど、起きている時間の大半は座っている筆者。とても褒められたものではない姿勢でほぼ動かずに過ごしているうえに、冷房による体の冷えも加わって、筋肉がガッチガチです。
ヨガやストレッチを毎日の習慣にしていてもこれ……。そろそろ体がどうにかなりそうだと、いろいろなマッサージグッズを試しているのですが、今回はこちら! ダイソーのイボイボなアレを使ってみました。
◆買って損ナシ!「リフレッシュボール」
100円ショップ・ダイソーのヘルスケア商品。
「リフレッシュボール イボイボ」(税込110円)は、突起がついたマッサージボール。サイズは6.7cm × 6.7cm × 6.7cmで小型で軽量。コロンとした見た目のかわいらしさとは裏腹に、手で押したくらいではへこまないなかなかの硬さをしています。
なので、マッサージに慣れている方や強めの圧が好きな方にとってはコレコレ!という一品なのではないでしょうか。
※マッサージに慣れていない方は、突起がない、柔らかめのマッサージボールがオススメ。
それと、手のひらサイズのコンパクトなマッサージボールなので、それこそ手のひらや足の裏といった面積の狭いパーツや、コリが気になるパーツにピンポイントで使うこともできますよね。全身いろいろなパーツに使えますよ!
◆まずは足の裏(土踏まず、指のつけ根)をコロコロ
それでは早速、「リフレッシュボール」を使ってマッサージをしてみましょう。
まずは、足の裏から。床に置いた「リフレッシュボール」を足の裏でコロコロと転がします。
円を描くように土踏まずでコロコロ、指のつけ根もまた気持ちがいいんです。ここは歩行時に使うパーツなのですが、あまりにも歩くことが少なすぎて、反対に疲労がたまっていたみたい。
ちなみに、足の裏は椅子や床に座って適度に体重をかけるくらいがちょうどよかったです。一度、立位でズンと体重を乗せてみたのですが、刺激が強すぎる&「リフレッシュボール」がへこんでしまい、期待するような効果は得られずでした。
強い圧をかけないこと、長時間同じパーツに使用しないこと。これ、のちのち痛みが出てこないようにするためのポイントです。
◆太もも、お尻は体重をしっかり乗せて!
それでは、ふくらはぎ~太もも、お尻もマッサージしていきましょう。
このあたりのパーツは座位で、体重の乗せ具合に気を付けながらコロコロと。ふくらはぎは、ひんやりと冷えていてダル重かったのがちょっとスッキリしたかなという印象です。
太ももとお尻は脂肪が厚いので、ややしっかりめに体重を乗せて。凝って、張っている外側を重点的にマッサージします。
イタ気持ちいいけれど、この刺激がたまらないんですよね。深いところまでググーッと、手や指を使ったマッサージでは味わえない感覚です。
◆ひざ裏を刺激して足のむくみ対策
あとは、ひざ裏もなかなかグッド。ここには、膝窩(しっか)リンパ節が位置し、足のむくみと関係があるパーツです。「リフレッシュボール」を挟んで刺激していきましょう。
正座の姿勢だと痛すぎる、という方は、お尻を軽く浮かせたり、ふくらはぎや太ももと同じ方法でマッサージをしたりするといいでしょう。
◆顔のむくみ対策には脇の下、鎖骨周辺をほぐす
同じくリンパが位置する脇の下(腋窩リンパ節)は、「リフレッシュボール」を手で持ってコロコロと転がすといい感じ。鎖骨周辺も同様にコロコロすれば、顔のむくみ対策にもなりそうです。
うん、どのパーツにも申し分なく使うことができました。
そして今回、「これは!」と嬉しい悲鳴をあげたのは、首・肩のマッサージです。こんなやり方、みなさんはしたことありますか?
◆首と肩でボールを挟むと最高! 頭がフワッと軽くなる
今回、一番気に入った使い方がこちら。
「リフレッシュボール」を、首と肩で挟む方法。頭を横に倒して、気持ちよさを感じられる力加減でキープしたり、そこから顔を上・下に向けてみたり。
「何、この気持ちよさ!」と、ドはまりです。しばらくマッサージをしたあとは、常にドンヨリと重かった首・肩だけではなく、頭もフワッと軽い! 手放しでマッサージできるため、デスクワーク中に使えるのも嬉しい。
側頭部や頭頂部なんかにもコロコロと使えて、とても優秀ではありませんか。
これはいいものを見つけました。買って後悔ナシ! (※個人の感想です)
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi