「ポジティブなデブ」は魅力がいっぱい…太った男こそ前向きでいるべき理由

―[モテるデブには理由がある]―

 こんにちは、日本のデブ諸氏の笑顔製造マシンとして日夜活動している「心もカラダもビッグサイズな男たち」のためのファッション&ライフスタイル情報を配信するウェブマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科典仁です。

◆前向きなデブはどのようにポジティブを保っているのか?

 全国のデブ諸氏の中でも「オレはどうせ太ってるから……」「自分に自信がない……」などというコンプレックスに悩まれている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 この連載でも私は「自己肯定をしましょう」と繰り返しお話してはいますが、とはいっても次の日からすぐに変化できるようなら最初からコンプレックスなど持っていないですよね。

 ここではより具体的に、最短で自分を変えていく「ポジデブ変換法」をお話ししたいと思います。

 最初から「できるわけないじゃん!」と考えていると、いつまでもネガデブスパイラルから抜け出せないので、一度頭の中をリセットして先入観やネガティブ思考をできるだけ捨ててお読みください。

 自分で自分を変えることができたら、すべてのシーンにおいても楽しくなれますよ!

「太っていることが原因で消極的」「周りのテンションに馴染めない」「なにかにつけ『自分は〇〇だから』」といったネガティブ思考。

 無理やりコンプレックスをなくそうとしたり、忘れようとしてもなかなか気持ちを切り替えることなんてできません。それはただただ苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。

 それでは、この状態のままポジティブ思考になるにはどうしたらいいでしょう。

◆周りの人にやさしく接する

 他人に優しくするということはコンプレックスとは関係ないように思えますが、実は自分のコンプレックスを和らげることにつながります。「人にやさしくできる」ということは心に余裕が生まれるので、自己肯定感という意識にもつながっていくのです。

 人を褒めることで相手も気持ちが良くなり、逆にあなたのいい部分を探し、褒めて上げたいという意識が生まれます。お互いが褒め合うことで、自信を持ち、ポジティブ思考、自己肯定、へとつながっていくと考えられます。

「自分のコンプレックスを指摘させない」という意味でも「攻撃は最大の防御」なのです。相手のいい部分を見つけてどんどん褒めてあげてください。必ず自分もいい気持ちになります。

◆自分の好きなことに集中する

 何でもいいと思うのですが、自分の好きなことに没頭できる時間を増やしてみてください。

 人はなにかに集中しているときには嫌なことを忘れる傾向があります。好きな趣味に没頭したり、体を鍛えてみたり、食べ歩きに挑戦したり……そうやって好きなことに挑戦し、それが達成感につながることで、さらに自信を持つことができます。

 特にスポーツ系は体にも心にも充実感が得られ、健康にもつながるのでぜひともおすすめします。

◆イメージチェンジに挑戦してみる

 また、なにをするにしても「形から入る」ことは大切です。

 人間なのですぐに身につくというわけには行きませんが、たとえば、イメージチェンジでファッションや髪型を変えることで自然に気持ちがリフレッシュされ、ポジティブ変換につながります。

 さらにそのイメージチェンジに周りがいい反応を示してくれたりすると、より自信へとつながります。

 昨今、大きいサイズのオシャレアイテムも増えているので、お友達や異性のアドバイスを受けながら挑戦してみると何かが変わるかもしれませんよ。「どうせオレなんか……」という気持ちは一旦忘れ、開き直って冒険してみるということもありではないでしょうか。

 もし、その結果がいい方に出れば、かなりの自信につながるはずです。

◆自分の周辺環境をキレイにする

 多くの場合、コンプレックスの波が押し寄せてくるのは「自分の部屋」ではないでしょうか。夜中に暗い自分の部屋でネガティブなことを考えてしまったりしていませんか?

 そんなときは負のオーラが溜まった部屋のイメージをガラッと変えてみたり、掃除をしてみたり、マイナスなことを考えてしまいがちな自分の部屋を改善することでリフレッシュされると思います。

 自分の部屋を定期的にイメチェンすると気持ちも部屋もキレイになるので、まさに一石二鳥。ぜひお試しください。

◆落ち込み続けるより笑い続ける

 全国のデブ諸氏の皆さん、100人に100通り、それぞれの持っている悩みやコンプレックスがあると思います。

 しかし、そればかり考えて立ち止まっていても何も解決しません。視線を上げて前を向き、笑顔で前進しようではありませんか。

 もちろんすでに「ポジデブ」変換されている「愛されるデブ」の方もいっぱいいらっやると思いますので、全国に「美しいデブの花」を咲かせましょう!

―[モテるデブには理由がある]―

【倉科典仁】

渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はウェブマガジン『Mr.babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を毎日配信中。2019年9月よりデブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.babe BIG MAN’s LABO」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中(Twitterアカウント:@nori09140914)

2021/9/24 8:52

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます