MCは草彅剛×海原やすよ ともこ、意外過ぎる組み合わせがみせる化学反応
国民的スター草彅剛と関西の人気女性漫才師 海原やすよ ともこが異色の初タッグを組んだ新番組『草彅やすともの うさぎ vs かめ』(YTV・10月3日(日) ひる0時35分~1時30分 (関西ローカル)※10月中 4週連続放送予定)。
童話の「うさぎとかめ」といえば、競争中、油断して昼寝をしたうさぎに対しかめはコツコツと歩みを進め、最後はうさぎを追い抜いた…というお話。だが、現代社会ではコツコツだけがすべてではない。そこで、すごい専門家にたった1時間だけ教えてもらう楽な“うさぎ”が勝つのか、はたまたインターネットに転がるマユツバ情報を頼りに1週間コツコツ頑張った“かめ”が勝つのか、現代版「うさぎvsかめ」で徹底検証する。そんな対決をのぞき見するのが、草彅剛と海原やすよ ともこ。事前の打ち合わせもなく、スタジオで初めて顔を合わせた3人の“化学反応”にも注目だ。
第1回の最初のテーマは、「パラパラチャーハン対決」。ネット情報をもとに1週間試行錯誤する“かめ”は、ギャル芸人として人気急上昇中のエルフ・荒川。そして“うさぎ”の柏木由紀には、中華料理の達人が1時間という限られた時間でパラパラ技を徹底的に叩き込む。料理が苦手な2人だが、勝利を収めるのはどちらなのか。
お茶の間風のスタジオでは、なんと草彅がやすともにオリジナルチャーハンを振る舞う一幕も。早速うさぎとかめのテクニックを駆使して調理したチャーハン、その出来栄えは…!?
<収録後インタビュー>
―初めてこの顔ぶれを聞いたときの心境、率直な感想は?
ともこ
ほんまに人間って驚いたらあんまり声が出えへんねんな、っていうぐらい驚いたんですよ。
やすよ
ずっと相手が誰か教えていただけなかったんですよ。PRをするからっていうので呼ばれて行ったら、カメラも回っているところで草彅さんの写真を見せられて。冗談やと思いました(笑)。「えっ!」ってなったけど、本当だったので、そこからずっとこの収録まですごく楽しみにしてました。
草彅
嬉しいです、そんな風に思っていただいて。
やすよ
そらそうですよ。でも誰にも言ったらいけなかったので…。
ともこ
もう、言いたくて言いたくて!多分、大阪中がひっくり返ると思います。草彅さんのインスタも、今フォローしたら変な感じになると嫌なので、フォローせずにこっそり見てます(笑)。
―実際に共演されて、お互いの印象はいかがでしたか?
草彅
僕はお2人を存じ上げてなかったんですよ。すみません。
ともこ
だから心配だったんですよ。ほんまに大丈夫かなって。
草彅
僕は基本的に何も考えてないですし、番組の方からも何も考えないでいいって言われたんですよ。それがやっぱり面白そうだと思って…だから、なんか「すいません」みたいな(笑)。
やすよ
いえ、それが楽しかったです。何の情報も入れない、逆にその今の感じでどうやってお話させてもらえるんかなっていうのがすごく楽しみで。
草彅
でもちょっと検索して見ましたけどね。「ダウンタウンDX」かな。それを見て、やっぱり本当にお2人の事を知らなかったので、深く追求してもなあと思って。なんか、眠くなっちゃったし(笑)
やすよ
ちょっとちょっと!(笑)。
ともこ
でもその方がよかったかもしれませんね。変なイメージ持たれても嫌じゃないですか。
草彅
いやいやすいません(笑)。番組自体、自由でいいっていうお話だったので、だからあんまり知識を入れないで。でも大阪に来た時に、テレビ局の前を通ったらお2人のポスターがあって。すごいべっぴんさんの2人だなと思って。
ともこ
ここは大きめにお願いします(笑)
草彅
新鮮でドキドキしてます、本当に。
―やすよさん、ともこさんは草彅さんのことは良くご存じだったと思いますが、実際に今回共演してみて、イメージ通りだった部分、逆に意外だった部分はどういったところでしたか?
やすよ
もちろんテレビのままですけど、すごい喋りやすい方でした。
スターすぎるから、大阪の番組で私らとしゃべる時にどうなるんやろうと、どんな感じになるのかが全く見えてなかったんですが…。
ともこ
でもすごい楽しいよな。
やすよ
久しぶりに楽しく…(笑)。温かい空気があるので、
本当にラフな感じでゆったりと、自然に喋らせていただきました。
ともこ
そうですね。もっとクールな方やと思ってたから。収録中にも言いましたけどやっぱりドンとしてはるし、温かい空気があって。だからめちゃくちゃ喋りやすかったですし。こっちがギャーギャー言ってても「嫌やな」っていう感じではなく、「なんかそれもいいよね~」って受け止めてくれはる感じでした。
草彅
いえ、そんなことないですけど(笑)。でも、ともちゃんの方がお姉さんですから。
ともこ
2個上ですけど、年は関係なく先輩ですし。
草彅
2人が包んでくれましたよ、本当に。やすともさんは包容力がありますよね。
―草彅さんはやすともさんをご存じなかったとのことですが…。
草彅
すごく大阪で人気がある方っていうことは聞いてたので、やっぱりみんなに愛される魅力っていうのは、毛穴から出てましたね。
ともこ
(爆笑)開いてますやん!確かに汗は止まらなかったですけど!
でも、嘘でもそんな風に言ってもらえると嬉しいです。
草彅
いや、冗談じゃないですよ(笑)。2人はやっぱ魅力的っていうか、もっと「なんでやねん!」みたいにガンっと来るのかと、それも期待はしてたんですよ。そういう感じじゃないようにしてくれたのかなとか。けど、普段もそういう感じではないんだ?
ともこ
そう思われるんですけど、グッと行くのも来られるのも実は苦手なんですよ。
やすよ
慣れてくると行けるんですけど、意外とこんな感じです。
草彅
かわいいっすね(笑)。意外と乙女なんじゃないですか?
ともこ
そうなんですかね!? 大阪の人って自然にギャーギャー言ってるだけで、作ってギャーギャーができないんですよね。
草彅
なるほどね。じゃあ、ナチュラルですね。
ともこ
それが一番好きです。ほんと今日は何が一番嬉しいって、大阪でこんなに地道にやってて、この『草彅やすともの~』って…出世したな~と思いましたね。
やすよ
そらそうですね。大阪の芸人さんも夢ありますよね。
ともこ
きっちりやってたら、こうやってお仕事できますよっていうのを思ってもらいたいですね。
草彅
いえいえ、こちらがですよ。僕が知らないだけで、本当にもう、関西! やすとも!
やすよ
(笑)。本当にこれからも来ていただきたいです。でも、私らと一緒にやるのに来てほしいです。
草彅
うん、出発ですよ、これは。
ともこ
そんなこと言って、すぐ誰か大阪芸人とロケ行ってたらめちゃめちゃジェラシーですよ!
―収録を終えられて、番組全体としての感想は?
草彅
面白いですよね。「うさぎとかめ」という昔から言われてる言葉をこのようにパッケージングした人がすごい腕ありますよね。1週間と1日で、どっちが得なのかなとかいろいろ考えたりもするし、自分に置き換えることもできるし。スタジオのセットも美術さんが頑張ってくれて素敵な感じだし。この番組、はねるんじゃないですか? うさぎのように。あ、うさぎはそっち(やすよ ともこ)か。
ともこ
でも、どっちの気持ちも持ってますもんね。
やすよ
「うさぎとかめ」と聞いたときにわかりやすいですよね。視聴者さんもすっと入りやすい、ややこしくない番組かなと思うので。いろいろな企画もできそうですね。
草彅
だって僕も今日打ち合わせで初めて番組の内容を知ったから。それでも成立できるってことは、すごく見やすい番組だと思いますよ。
―今回、印象に残っている対決は?
ともこ
私は対決というより、やっぱり草彅さんのチャーハンを食べれたことが…。
やすよ
わかる!
草彅
チャーハンの対決も印象的でしたよねえ。そのうさぎとかめの良い要素を取って作ったから、それが一番いいのかもしれないね。見比べてもらって、うさぎとかめのいいとこ取りをしたら上手くいくっていう。チャーハンも上手くいったよね。
やすよ・ともこ
超おいしかったです。
―番組ではさまざまな上達方法に挑戦していますが実は地道に努力していることはありますか?
草彅
健康にはすごい気を遣ってます。健康オタクなので、コツコツと早寝早起きとか。深夜のラーメンとかもおいしいし、ゲームをするも大好きなんですけど、今はやめてます。
やすよ
健康はほんまに“かめ”ですよね。コツコツ重ねないと…。
草彅
そうなんですよ。お2人も同年代だから、疲れが取れなくないですか?
やすよ・ともこ
疲れます…。
ともこ
絶好調の日は年に何回かしかないですよ。でもやすよは、最近は自転車に乗ろうとしてるよな。
やすよ
はい、ちょっと運動を…サイクリングした方がいいんかなとか。
草彅
運動しないですか?
やすよ
そうですね。家でもポールに乗ってコロコロ転がってるぐらいで…。
草彅
でもお2人はぽちゃっとしてるのもキャラだからね。急に腹筋割りましたみたいになると、どうしたんだってなっちゃうから。
ともこ
別に痩せたいとか綺麗になりたいとかはないですけど、血がドロドロになってきたりとか生き死にに関わってきますもんね。
やすよ
ほんと、健康は積み重ねですもんね。
草彅
じゃあコツコツしていることは、ポールでコロコロ?
やすよ
スケジュールを見て、それで無茶はしないようになりましたね。
草彅
無茶をしないのがコツコツということ? だいたいみんなそうじゃないですか!(笑)。
―番組を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
草彅
冗談のように言ってますけど、お二方とできて本当に楽しくて。気兼ねなくいろいろ言える2人なので、この番組から良い関係を作れたらなというか。なので、僕も構えずにやりたいですし、楽しくなっていけばなって。幸せな空気が流れるような、さっき2人もおっしゃったように、自然の僕らが出て楽しんでいただければと思います。
ともこ
大阪の人って距離も近くて、賞をもらった時も「よかったー!」ってみんな言ってくれはるから、草彅さんとこうやってお仕事をすることも、全員が「やったやん!!」って思ってくれはると思います。
やすよ
「草彅さんが大阪でやってくれはるんや」っていうことを私らと同じように喜んでくれる方がたくさんいるだろうし、「やすともやったな」って言ってくれると思うんですよね。そこがやっぱり嬉しいです。収録まではいろいろ考えて緊張しましたけど、すごい自然に入れたので楽しかったですし、今日も収録が終わるのが寂しいですね。次回も楽しみです。
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