ルカクも片ひざ立ちポーズの効果に疑問「拍手してもらえるが、試合後には…」

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 チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、人種差別の問題に関する自身の意見を語った。23日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えた。

 プレミアリーグでは2019-20シーズンの途中から、人種差別に反対するメッセージとしてキックオフ前の片ひざ立ちを行い続けている。しかし、チェルシーのスペイン人DFマルコス・アロンソは先日、ジェスチャーの持つ意味が失われつつあるとして今後はポーズを取らないことを宣言。今後はユニフォームの袖にある「No Room For Racism(人種差別に居場所はない)」のマークを指さすと説明した。

 そんななか、アメリカメディア『CNN』のインタビューに応じたルカクは、「観客のみんなは(ポーズに)拍手してくれるが、試合が終わったときに新たな侮辱を目にすることもある」と、M・アロンソと同様に片ひざ立ちの効果に疑問を抱いていることを明かした。

 ルカクは続けて、「各チームのキャプテンと4~5人の中心選手が、インスタグラムや政府、FA(イングランドサッカー協会)、PFA(イングランドのプロ選手協会)の代表者と本格的に話し合うべきだ」ともコメント。現在も相次ぐSNS上での人種差別をなくすためには、サッカー界とSNS各社の歩み寄りが必須だと主張している。

「選手を守るためだけでなく、ファンやプロサッカー選手を目指す若い選手を守るためにも、全員が集まって話し合うべきだと思う。何かを止めようと思えば、本当にそれができる。僕たち選手は、『ソーシャルメディアをボイコットしよう』と言うことはできるけど、SNSの企業は、チームや政府、あるいは選手自身と話し合って、何かを止める方法を見つけなければならないと思う」

「僕が(人種差別)と戦わなければならないのは、自分自身のためだけではない。息子のため、将来の子供のため、弟のため、他の選手やその子供たちのため、つまり、すべての人のために戦っているからだ。サッカーは喜び、幸せであり、一部の無教養な人々の意見のために、安全でないと感じる場所であってはならない」

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