家では“ひっそり”迫力ある音を! ネックスピーカーの選び方とおすすめ商品

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 テレビ番組や映画を見る際は、映像も重要だが音声も重要。大音量で迫力のあるサウンドとともに視聴すれば気分はさらに盛り上がるだろう。しかしながら、同居する家族や隣人のことを考えると、スピーカーの音量をある程度絞らざるをえない人が多いのが実情。そんなときに役立つのがネックスピーカーだ。他人への迷惑を抑えつつ存分に臨場感の高いサウンドを楽しめる。

●テレビと使うかスマホと使うか


 ネックスピーカーをなにと接続して使うかによって選び方が変わる。テレビと接続するなら送信機付きのものを選ぼう。テレビがBluetooth送信に対応していなくても、音声をネックスピーカーに送ることができる。一方、スマートフォンと接続して使うならBluetooth送信に対応したものを使うのがおすすめだ。

●ゲームを楽しむなら低遅延のものを


 大迫力の音が重要な分野の1つにゲームがあるが、ゲームプレイ時にネックスピーカーを使用するなら遅延に注意したい。一般的にBluetoothで音声を飛ばした場合、音声の遅延が発生する。これが大きいと、操作に支障が出ることもある。
 ネックスピーカーを使ってスマホゲームなどをプレイするなら、低遅延で音声を送信できるaptX LLという規格に対応したネックスピーカーがおすすめだ。ただし、スマホ側もこの規格に対応している必要があることに注意してほしい。

●振動機能付きなら迫力がアップ


 ネックスピーカーのなかには振動機能を搭載したものがある。これは、ネックスピーカーが体に接している点を活かし、重低音を直接体に振動として伝えるためのもの。映画やゲームでの迫力が段違いなので、これらの用途を考えているなら振動機能が入ったものを選びたい。

●連続再生時間にも注意


 ネックスピーカーは一般的にワイヤレスで動作するため、電源も内蔵のバッテリーから供給される。このため、連続して再生できる時間には注意したい。また、頻繁に使うなら充電時間にも注目しよう。短時間で急速充電できるモデルなら、休憩している間にチャージして使用可能時間を延ばすことができる。

●重さやフィット感も重要


 ネックスピーカーは肩に乗せてつかうもの。このため、重さやフィット感には気を付けたい。重いものや、フィット感の悪いものは肩コリの原因になる。ただし、重さに関してはバッテリー駆動時間や音質とトレードオフな部分もある。軽さだけを重視して選ばないようにしたい。

●シャープ AQUOSサウンドパートナー AN-SS2


 シャープのAN-SS2は国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワードであるVGPにおいて、2020、2021、2021 SUMMERに金賞を受賞したネックスピーカー。その最大の特徴は88gの軽量設計。家事をしながらテレビの音声を聞いたり、ウォーキング中に音楽を楽しんだりと、アクティブに使えるだろう。
 また、生活防水に対応していたり、内蔵マイクによるハンズフリー通話ができたりと、役立つ機能を搭載。リフレクター構造のスピーカーで音質にもこだわっている。

●シャープ AQUOSサウンドパートナー AN-SX7A


 同じシャープのネックスピーカーでありながら、AN-SX7Aはじっくり腰を落ち着けて使うためのもの。こちらもVGPをはじめ、さまざまな賞を受賞している。スピーカーにはバスレフ型構造とパッシブラジエーターを組み合わせ、低音域から中音域までをバランスよく再生可能だ。
 2台で同時に同じテレビの音声が聴けるデュアルストリーミングにも対応しており、家族などと一緒に楽しむことも可能。GoogleアシスタントやSiriにも対応しており、スマートフォンと接続すればハンズフリーで音声検索が可能なのも便利だ。

●ソニー ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1


 ソニーのSRS-WS1は、映像との一体感が魅力。スピーカーから耳を包み込むように音が広がり、映像のなかに入り込んだような臨場感を味わうことができる。また、耳元で響くことによる音圧が空気の震えを生み出し、さらに振動機能も搭載しているため、迫力も満点だ。
 本体の形状は人間工学に基づいて設計されており、長時間の使用やラフな姿勢でも快適かつ安定して装着することができる。Bluetoothには対応していないものの、スマートフォンやゲーム機とは付属の専用オーディオケーブルを使って接続可能だ。

●JBL SOUNDGEAR BTA


 JBLのSOUNDGEAR BTAは低遅延音声伝送規格のaptX LLに対応。ゲームなど、音声の遅れが致命的となる用途でも快適に使用できる。また、ハンズフリー通話にもこだわっており、デュアルマイクによりエコーやノイズを排除し、クリアな音質の会話が可能。リモートワークにおけるビデオ会議でも役立つだろう。

●多摩電子工業 Bluetoothスピーカー ネックバンド型 TBS59K


 多摩電子工業のTBS59KはmicroSDカードを挿入できるのが特徴。スマートフォンなどに接続することなく、ネックスピーカー単体で音楽再生ができる。また、IPX4に対応した防水仕様のため、料理や洗車、ガーデニングの際に使えるのも便利だ。音楽再生時間が約26時間と長く、2.5時間で充電できるため、頻繁にネックスピーカーを使う人にもおすすめしたい。

●ネックスピーカーで気兼ねなく音を楽しもう


 本稿で紹介したように、ネックスピーカーは周囲への音漏れを抑えつつ臨場感の高い音を楽しめる、優れたオーディオ機器だ。イヤホンやヘッドホンのような圧迫がなく、耳の疲れも軽減できる。また、マイクが内蔵された製品であれば電話やビデオ会議などにも使うことができるため、単なるスピーカーにとどまらない幅広い活用が可能だ。音質だけでなく、重さやフィット感といった点も大事にしながら、自分に合った1台を選んでほしい。(ライター・ハウザー)

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  • 9/23 18:00
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