松坂桃李、寺島しのぶの誘惑シーン振り返る「バイト時代のパートさんにすごく似ていた」

 俳優の松坂桃李が23日、都内で行われた映画『空白』の初日舞台あいさつに古田新太、田畑智子、藤原季節、伊東蒼、寺島しのぶ、吉田恵輔監督とともに登壇。本作や撮影中のやり取りについて和やかにトークを展開した。

 本作は、第43回日本アカデミー賞三冠の『新聞記者』(19)などを手がけたスターサンズ・河村光庸プロデューサーと『BLUE/ブルー』(21年)の吉田恵輔監督がタッグを組んだヒューマンサスペンス。万引きを疑われた末に車にひかれた中学生の少女の父親・添田充(古田)が、娘の無実を証明しようともがく様を描く。

 古田は7年ぶりの映画主演。重いテーマの作品だが、撮影は笑いが絶えず、撮影後も毎晩のように飲みに行っていたと述懐。撮影中は「皆さん、早く帰りたい人たちが多いので、なるべくNGを出さないように、滞りなく、進むように」注意して演技。「ものすごいトゲトゲしいシーンばっかりだったので、反動で、終わったらすぐ飲みに行こうという感じでしたね」と繰り返した。

 続けて、添田に追い詰められるスーパーの店長・青柳直人を演じた松坂について「役作りをする人なのであんまり仲良くしちゃいけないとか。飲みに行ってくれない」とぼやくと、たまらず松坂が「毎シーン毎シーン、古田さんとのシーンはカロリーの消費量が高い! とてもじゃないけど飲みに行く気力が湧かない」と弁解。「なぜ監督含め皆さん行けるのか不思議でしょうがなかった」と話した。

 本作で松坂は、罵倒されるシーンの連続。「ずっと謝っていた(笑)。ずっと『すみません』とか『ごめんなさい』とか」と話すと、古田が「一番つらかったのは(寺島)しのぶちゃんとのシーンだよね?」と切り出し、スーパーの店員・草加部麻子役の寺島が松坂を誘惑するシーンをチラつかせた。

 松坂は「あの…」と笑いながら「僕、学生時代本当にスーパーで働いていたことがあって、(劇中の寺島が)当時一緒に働いていたパートの方々のうちの一人と雰囲気がすごく似ていた。距離感や間合いのとり方がものすごくリアルで、当時のバイト時代を鮮明に思い出した。そういうリアリティーがあった」と寺島の演技を褒め称えた。

 それを聞いて寺島は「すごくうれしい。私は人間観察がすごい好きで、今回の草加部さんをやるにあたって、いろんな、『こういうおばさんいたら絶対嫌だよね』というおばさんを集結させた」とキャラ作りの背景を説明し、会場を笑わせた。

 寺島の誘惑シーンを現場で見ていた古田は「めちゃくちゃ楽しかった。ゴジラ対コング」と表現。松坂は「その日は終わってすぐ帰りたかった。すぐに体を休めたかった」と言い、寺島を笑わせた。

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