チェルシー、ユヴェントスDFデ・リフトに関心…来夏の獲得を画策か

 チェルシーが、ユヴェントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトに関心を示しているようだ。22日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 チェルシーは今シーズンのプレミアリーグで開幕から5試合を終えて4試合でクリーンシート(無失点試合)を達成し、失点はわずかにPKでの1失点のみと堅守を誇っている。しかし、同クラブを率いるトーマス・トゥヘル監督は守備陣の補強を望んでいることが明らかになっている。

 3バックを採用しているチェルシーでは、ブラジル代表チアゴ・シウヴァ、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンらが主に起用されているが、この4選手の現行契約は2022年6月30日までとなっている。

 生え抜きのクリステンセンとは契約延長に近づいていることが報じられている一方で、リュディガーには複数クラブが関心を示している上に、同選手との契約延長交渉はまだ合意まで隔たりがあることが伝えられている。また、T・シウヴァは今月22日に37歳の誕生日を迎えたほか、主将のアスピリクエタも32歳であることから、トゥヘル監督は守備陣の補強を望んでいる模様だ。

 今夏の移籍市場ではセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得を狙っていたものの、クラブと合意に達することができず。同選手の獲得を諦めていないことも報じられているが、チェルシーはデ・リフトにも関心を示しているようだ。

 報道によると、2019年7月にアヤックスからユヴェントスに加入したデ・リフトには、2022年夏から有効になる契約解除条項が設定されているという。金額は1億2000万ユーロ(約154億円)となるようだが、チェルシーはこれを支払う準備をしていることが伝えられている。

 なお、ユヴェントス側はデ・リフトの契約解除金が支払われるのを防ぐために来年夏までに新契約を締結することを望んでいるようだが、果たしてチェルシーは同選手を獲得することはできるのだろうか。

2021/9/23 15:58

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