26時のマスカレイドが5周年を迎え抱く思い
デビュー5周年を迎えるアイドルグループ、“ニジマス”こと26時のマスカレイド。5周年記念ミニアルバム『トルマリン』を発売するなど、競合ひしめくアイドル業界で着実にステップアップを続けている。彼女たちは現在地をどう評価しているのだろうか?
◆5年間の満足度は100点中50点!?
―――5周年を迎えたわけですが、今までの点数をつけるなら何点でしょうか?
森 5年間の満足度は100点中50点! コロナがなければ、武道館を埋めるくらいに成長したかったです!
江嶋 私たちにとってワンマンライブの存在ってすごく大きいから、それができなかったのは辛かった。果蓮は後から入って、コールがあるライブをしてないから聞かせてあげたいよ〜。これぞアイドル現場っていう、本物の活気を生で見せたい。
中村 わ〜ん、早く聞きたい! 実は私のソロ曲、コールを入れてほしいなって想像しながら作ったので、すごく楽しみにしてるんです。
吉井 え、どこどこ?
中村 サビの『恋してもいいかな?』で、『いいよー!』って言われたい(笑)。
来栖 なにそれ、かわいすぎる!
江嶋 家で聞いているとき一人で叫んじゃう、『いいよー!』って(笑)。
◆これまでの曲の歌詞をオマージュした『トルマリン』
――ミニアルバムの表題曲『トルマリン』は、デビューした10月の誕生石からとったとか。作詞はリーダーの江嶋さんが担当したそうですが、どんなことを意識したんですか?
江嶋 せっかく5周年を記念するなら、明るい方がいいなと思って、ポップな曲にしました。これまでの曲の歌詞をオマージュしているので、ぜひ見つけてほしいです。実は、メンバー1人ひとりに当てはまるような言葉も詰め込みました。みんなにとっても愛着が湧くような曲にしたくて。
森 そうなの? どれだろう。
江嶋 答え合わせは絶対しないけどね(笑)。自分で仕込んでおいて、後で『正解!』っていうのは恥ずかしいから。
来栖 ダンスもこれまでの曲を思い出すような振りがいくつかあったけど、振り付けの先生もえじ(江嶋)も、その場では何も言わないよね(笑)。あとで調べよっと。
◆12月にはグループ最大規模のライブを開催
――12月29日には、グループ最大規模のライブをTDCホールで行うことが発表されています。改めてニジマスのライブをアピールするとしたらどんな部分でしょうか?
来栖 似た曲がないから、どんな人でも絶対好きになれる曲があるって言えるのがニジマスのライブの強み。
中村 コロナ禍で声が出せなくても、ファンの方とみんなで踊って盛り上がれるのもいいところやと思います。
吉井 日ごとに話す内容が違ったり、ふざけあってたり、ステージからでもわかる仲の良さも注目してほしいです。
――そんな勝負の冬を迎える前に、世間は秋を迎えています。皆さんにとっての“秋”といえばなんでしょう?
森 私、10月が誕生日で、去年はその日に写真集の撮影に行かせてもらったんですけど、せっかくなら“誕生の秋”というのを推していきたいですね。
来栖 やっぱり食欲の秋ですよね(笑)。栗ご飯が好きなので食べたいです。
◆不定期連載「ニジマスクープ」の存在
――日刊SPA!では、ニジマスメンバーの素顔に迫った「ニジマスクープ」の不定期連載も始まっています。江嶋さんが記者&カメラマンになってグループメンバーの情報をスクープするということですが、手ごたえはいかがでしょう?
江嶋 みんなあんまり意外性がないから、スクープするのが難しいんです(笑)。結構いままでもファンの方に素顔を見せきているので……。
吉井 確かに、5年経ってもそれぞれの第一印象からそんなに今のイメージが変わらないかも。どこにいても素だから。
江嶋 そうなんだよね。だから、写真をかわいく撮ることを目標に、そのままのメンバーの良さを面白おかしくお伝えします。
メンバーでしか撮れない素顔のかわいい写真。楽しみにお待ちしております!
取材・文/小西 麗 撮影/武田敏将