デートで誘われたら嬉しい!「カウンターでスイーツ」が楽しめる店2軒
デートでお店を選ぶとき、「スイーツ」のクオリティは大事にしたいところ。
やっぱり、女性の多くは美しいもの、甘いものが大好きで、気分がぐんと上がるのだ!
いま、スイーツのみのコースを提供したり、目の前で作り上げるパフォーマンスを楽しめる店が人気を集めている。
今回は、カウンタースイーツの先駆者としてブームを牽引し、美女のラブコールが止まない2軒をピックアップ!
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※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.唯一無二のフルーツコースに、美女がこぞって予約を入れる
『山』
最後から2番目に供される「桃とシャンパンのクープデセール」。シャンパンの香りの正体は、アルコールを飛ばしたペリエ・ジュエの泡だ。ミントアイスの清涼感も加わり、鮮烈な印象を残す
たった6席のプラチナシートを手にしたゲストが、ひとり、またひとりと恵比寿のビル地下へと吸い込まれる。
階下へと響く軽やかな足音にも、高揚感は隠せない。
天然大理石のカウンター、アンティークの食器、磨き上げられたグラス……。
シェフである勝俣孝一さんの美意識が詰まった小さな空間でいただくのは、れっきとした“料理”なのだ。
アーモンドの香りを移したアイスといただく「桃のスープ」
「スイーツに1万円以上!?そう感じる人は多いと思う。でも、食べたら、きっとわかります。これは“コース料理”だって」
そう勝俣さんが自信を見せるのには当然、理由がある。
市場にも出回らない希少かつ最高の果物を自ら目利きし、仕入れる。湿度と温度を完璧にコントロールした“別室”を持ち、果実たちの最高の“出番”を見極める。
そして、先入観を鮮やかに覆す、唯一無二の独創的な組み合わせと見目麗しいビジュアル。
圧倒的な存在感を放つ料理の数々に、思わず歓声が上がる。
八女の抹茶をまとわせた「桃のフリット」。
「桃と薔薇のモンターニュ」のトップは、ライチの香りが鼻腔をくすぐる食用の薔薇。
品数は6品前後 13,800円~。月ごとにメインとなる食材は異なる。
これらをカウンターの目の前ですべて作り上げる工程もまた芸術的で、何度も訪れたくなるのだ。
幾重にもフレーバーが重なる、神楽坂店限定の絶品「チョコパフェ」
2.絶大な人気が9年続く、カウンタースイーツの名店
『アトリエコータ 神楽坂店』
「神楽坂限定チョコパフェ」1,590円。こちらの写真は味の決め手、コーヒーのグラニテを重ねている瞬間。キャラメルやピスタチオなど、幾重にも重なるフレーバーを探し当てるのも楽しい
趣ある石畳と坂の街、神楽坂。
「アトリエコータ」が2012年、この地に店をオープンした当時、“カウンターデザート”なる言葉はまだなかった。
オーナーパティシエの吉岡浩太さんいわく、「できたてがいちばんおいしい。それを知ってほしいと思ったら、自然とカウンタースタイルになった」とか。
いわば“走り”でもあるこの店。
人気を決定づけたデザートとしては「モンブランカシス」が有名だが、神楽坂店限定の「チョコパフェ」もあなどれない。
目の前で仕上げられていく圧巻の“タワー”に見惚れる
完成形はこちら!
実に、カウンターで11もの工程を経て供される逸品は、側面からスプーンを入れ、回転させながら食べるのがコツ。
混じり合うことで引き出される、それぞれの個性と協調性に驚くこと必至。
口内に余韻を残すのは、皮と房をも使ったオレンジのコンフィとダークチョコレートのコラボレーション。
ワインやウィスキーと合わせても面白い。
おひとり様でパフェを楽しむ女性が多いのも、カウンターに強い店ならではだ。
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芸術作品のような美しいスイーツで、圧倒的な美女支持率を誇るこちらの2軒。
カウンターの目の前で繰り広げられるパフィーマンスも味方して、きっと彼女のとびきりの笑顔が見られるはず!
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