ラーメンの名店「栄屋ミルクホール」閉店へ 昭和20年創業「老舗の味」を求めて

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ラーメン激戦区と呼ばれる東京・神田エリアの老舗「栄屋ミルクホール」が、2021年10月8日に閉店する。

多数のテレビ番組で取り上げられた、1945(昭和20)年創業のラーメン店の閉店はツイッターで話題になった。最後に味わいたいと、実際に足を運んでみた。

「びっくりしたよ」

今年で76年を迎えた名店が、突如閉店すると話題になったのは、9月21日のことだった。記者が訪れたのは翌22日11時すぎ。行列は出来ていないが、たまに1人2人が外で待つ様子。レトロな店の外観を撮影する人も見られた。

店内はそう広くはない。記者は着席前から「ラーメン&カレーセット」を注文しようと決めていた。カレーライスは、ラーメンと並んで人気メニューなのだ。席に案内され、頼もうとしたが、この日用意していたご飯が全てなくなったため、カレーライスは提供できないと告げられた。

ラーメンを注文し、店内を眺めていると、客の回転が速いことに気づいた。来店客の中には、常連とみられる人も多く、「閉店するんだって、びっくりしたよ」と店員に話しかけるサラリーマン風の男性がいた。

澄んだ色のスープ、昔ながらの中華そば

5分ほど待つと、しょうゆベースのラーメンが運ばれてきた。細麺に小松菜、メンマ、ネギが盛られた昔ながらの中華そばは、澄んだ色のスープが濃すぎることもなく、アツアツであっさりしている。麺ものどごしがよく、ツルっと食べられた。

食べ終わる頃には、記者より前に入った客がほぼ入れ替わっていた。かなり忙しいようで、店員は休むことなく、客とカウンターを行き来している。店内にいたのは、20分に満たない程度だったが、店の醸し出す雰囲気に、惜しむ声が多い理由がわかったような気がした。<J-CASTトレンド>

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  • 9/22 20:10
  • J-CAST

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