斎藤工、岡田将生に家庭教師のお願い 菅田将暉がツッコミ「帰れ」

映画『CUBE 一度入ったら、最後』(10月22日公開)の完成披露試写会が22日、都内で行われ、主演の菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎、メガホンをとった清水康彦監督が出席した。

1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』を原作に、同監督初の公認リメイクとして制作された本作。目覚めたら謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人が熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など殺人的なトラップに襲われながらも、脱出を試みる姿を描く。

CUBEに閉じ込められる、エンジニアの後藤裕一を演じた菅田は撮影でのCUBEは「生き物みたいでした」といい、「僕らの芝居に呼応してCUBEを動かしてくれる人がいるのですが、それがもう一人の登場人物みたいでした」と回想。杏は「腕が筋肉痛になった。ふだんこんなにはしごを上ったり下りたりしたいので腕にきましたね」と語った。

斎藤は「僕は裸足だったので皆さんよりCUBEとの皮膚接触が多かった。素足ではしごを上るとき足のツボに収まるように生活していたので、比較的健康になりましたね。皆さんはがたいがよくなっていくし。あれはジムでしたね」と筋トレ級の撮影だったという。

シリアスな内容の映画だが、撮影現場は和気あいあい。菅田は「楽しく遊んだ感じ」と振り返る。「本当に皆さんと仲良かったんですよ。杏さんが『CUBEの中で戦うから皆で仲良くしよう、何か持ってこよう』と言ってくれて、皆現場に色々持ってきた。杏さんはフィットネスのゲームを持ってきてくれて、皆で得点を競い合った」と共演者の“持ち寄り”を楽しんだ。

杏が「菅田くんもパズル持ってきてくれた。工くんも足つぼのマットを」と話すと、斎藤は「そうですね、定時制のクラスみたいな感じで、それぞれの立ち位置で仲良くしていましたね」とほほ笑み。岡田は「僕は皆さんが提供してくれたものを楽しむ立場」と何も持ち寄らなかったが、「絵しりとりが一番おもしろかったですね。鋼太郎さんの絵が好きだった」と振り返った。

中学生の田代は現場に宿題を持ち込み、「数学の宿題でわからないところがあって、そのときに岡田さんが教えてくれた」と告白。すると、斎藤が「こんな家庭教師いたらいいよね」と語ると、「いつでも教えますよ!」と岡田。斎藤は「じゃあ保健体育を」とにやりとリクエストすると、菅田が「帰れ。せっかく美しい話しているのに」と突っ込み、会場を笑わせた。

2021/9/22 20:40

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