内田雄馬「自分では意識してなかったんですけど…」アーティスト活動における“声優のメリット”とは?
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。9月18日(土)の放送は、声優・アーティストの内田雄馬さんが登場。本日9月22日(水)発売のセカンドアルバム『Equal』について語ってくれました。
(左から)安田レイ、内田雄馬、ジョージ・ウィリアムズ
◆ポジティブなパワーが詰まったアルバムが完成!
――セカンドアルバム『Equal』は、どういったアルバムになりましたか?
内田:アルバムタイトルがEqual(イコール)ということで、“内田雄馬とあなたは変わりがないよ”ということをテーマにしています。今まで僕の音楽を聴いていただいた方には、「あなたはもう内田雄馬です」ってライブなどでもお伝えしていたこともありまして。
それで、内田雄馬の“楽しい気持ち”や“ポジティブなパワー”をみんなにも届けたい、ということが前提としてあるなかで、ここ1~2年はいろんなことを1人で考える時間が増えて。僕自身もヘコんだり、答えが見えなくてすごくつらい時期があったんですけど、そういうときこそポジティブなパワーがほしいなと思ったんですよね。
――なるほど。
内田:そして、それを自分でできたら、ポジティブさをみんなで共有して、一緒に前を向いて行けるじゃないかなって。1人じゃ怖くても、誰かと一緒だったら歩いていけるかもしれない。そんな思いもあって、自分を見つめ直し、自分を知って、そこから先に進むための力になる楽曲をいっぱい作らせていただいています。
――ちょっと下を向いていた時期があったからこそ、“これではダメだ”と思うようになったんですね?
内田:そうですね。やっぱり迷いましたし、どちらかと言うと“これから大丈夫かな”っていう不安のほうが大きかったです。でも、大丈夫かどうかは生きてみないとわからない。だから、それも前向きに解釈して、自分が未来に進むための力になるものを作ろうと思いました。
◆声優をやっていたからこそ幅が増えた
――いろいろなジャンルの曲が収録されていますが、声は曲ごとに意識して変えていったのですか?
内田:意識して変えたというよりは、楽曲に“自然と寄り添っていく”みたいな感じですね。また、今回のアルバムにはタイアップで作った曲もけっこうあるのですが、タイアップ楽曲は作品の影響もあるので、いつもとはちょっとアプローチの仕方が変わってくるんですよ。でも、そういうのがけっこう面白くて、そこで得たものを新曲で使ったり、ラップで取り入れたり、今回は本当に幅広くやっていますね。
――“楽曲に自然と寄り添っていく”というのは、やっぱり声優の経験が活かされていますか?
内田:自分では意識していなかったんですけど、先日歌っていたときに言われたんですよ。音楽には、曲によってそれぞれ一番良い音質や音域がいろいろあって、声も高い声が得意な人もいれば、低い声が得意な人もいると思いますが、僕はそれを両方歌えるというか。
声優は、高い声が得意じゃなくても高い声で話さなければいけないこともあるので、自然とレンジ(音域)が広くなるみたいで。だから、いろいろな歌を歌えていたんじゃないかって。それを聞いて“声優をやっていたからこそ、曲の幅が増えたんだ”って思いましたね。
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聴取期限 2021年9月26日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/cdj/