iPhone 13シリーズは買いか見送りか? 旧モデルとの差を徹底比較

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―[デジタル四方山話]―

◆iPhone 13シリーズの特徴とは?

 9月24日にiPhone 13シリーズが発売される。「iPhone 13」と「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4モデルがお目見えし、すでに予約販売が始まっている。

 iPhone 13シリーズ共通の特徴としては、CPUがA14 BionicからA15 Bionicになり、ディスプレイはSuper Retina XDRディスプレイとなる。ディスプレイサイズはいずれも変わらず、OSはiOS 15。前モデルと同様、5Gやワイヤレス充電、MagSafe、デュアルSIM、防水に対応する。なお、端子は相変わらずLightningで、Touch IDも搭載されなかった。

 大きなポイントは新搭載された「シネマティックモード」。動画の中でひとつの被写体から別の被写体にフォーカスを切り替えるフォーカス送りというテクニックが利用できるようになった。撮影後でもフォーカスの奥行きやぼけ具合を調整できる。プロ向けのカメラでもなかなかできないことで、iPhoneで手軽に映画のような映像を撮れるのが面白そう。

◆気になるスペックを再確認

 6.1インチディスプレイのiPhone 13は、ディスプレイの最大輝度が625ニトから800ニトと明るくなった。本体サイズはW71.5×D7.65×H146.7mmと厚さが0.25mm厚くなり、重さは11g重くなって173g。カラーはスターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク・プロダクトレッドとなる。メモリのラインナップは128GB/256GB/512GBとなり、64GBが外され、512GBが追加された。

 カメラの解像度は変わらず、広角、超広角ともに1200万画素。カメラ機能としてはスマートHDR 3がセンサーシフト式スマートHDR 4に進化。バッテリー駆動時間は2時間長くなっている。

◆iPhone 13 mini、Proとは何が違う?

 5.4インチディスプレイのiPhone 13 miniも本体サイズ以外の変更点はほとんど同じ。本体サイズはW64.2×D7.65×H131.5mmと厚さが0.25mm厚くなり、重さは5g重くなって140g。バッテリー駆動時間はビデオ再生時間が最大17時間と最大15時間から2時間長くなっている。

 iPhone 13 Proと無印の違いは、ディスプレイのリフレッシュレートが高く、ProMotionをサポートしている点。また、無印のディスプレイの明るさは800ニトだが、Proは標準1000ニト、HDR時1200ニトとさらに明るくなった。GPUも無印が4コアで、Proが5コアとなっている。カメラは望遠・広角・超広角のトリプルカメラになっている。Proのみ、LiDARスキャナによりナイトモードでのポートレート撮影が可能。また、新たに2cmという近距離からのマクロ撮影に対応した。

 カラーはグラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルーの4色から選べる。また、メモリのラインナップでは1TBも選べるようになった。

◆本体サイズの変更点は?

 6.1インチディスプレイのiPhone 13 Proの本体サイズはW71.5×D7.65×H146.7mmと厚さが0.25mm厚くなり、重量は16g重くなって203g。ビデオ再生は17時間から22時間と長くなった。

 6.7インチディスプレイのiPhone 13 Pro Maxの本体サイズはW78.1×D7.65×H160.8mmと厚さが0.25mm厚くなり、重量は12g重くなって238g。ビデオ再生は20時間から28時間と長くなった。

 iPhone Proシリーズはプロ向けの画像コーデック「ProRes」をサポートするとしているが、現時点では利用できず、年末までにリリースするとのこと。

◆買うか、見送るかの判断は?

 価格はiPhone 12シリーズよりも少し値上がりしており、128GBメモリーのiPhone 13は9万8800円(税込)、iPhone 13 miniは8万6800円(税込)、iPhone 13 Proは12万2800円(税込)、iPhone 13 Pro Maxは13万4800円(税込)となっている。iPhone 13 Pro Maxの1TBモデルだと、19万4800円(税込)とほぼ20万円だ。なかなかの価格と言えるだろう。

 さて、買うか買わぬかが問題だ。iPhone 13シリーズは全体的にマイナーバージョンアップで、以前のネーミングならiPhone 12sといったイメージだ。とは言え、CPU、ディスプレイ、カメラの機能がわずかずつ強化されており、順当に進化していることは間違いない。

 特に、Proはマクロ撮影に対応し、動画撮影機能は大幅に強化されている。ディスプレイの輝度もさらに向上して、明るい屋外でも視認しやすくなっている。バッテリー駆動時間も史上最長。もちろん、最高のiPhoneなので、iPhone X以前のユーザーであれば即、手に入れることをオススメしたい。

◆Proなら驚きの体験ができる

 iPhone 11や12ユーザーであれば、強化ポイントをチェックし、予算を考慮して選ぼう。個人的には、無印モデルを使っているなら、Pro/Pro Maxに乗り換えれば驚きの体験ができると思う。筆者のようにずっとPro/Pro Maxを使い続けている場合は、買い換えるかどうかは好きか嫌いかということになるだろう。

 当然、筆者は購入。iPhone 13 Pro Maxをチョイスしたのだが、流石のお値段に、メモリ容量は256GBとした。価格は14万6800円だった。10月5日に届く予定なので、手に入ったらすぐにレポートを紹介する予定だ。<文/柳谷智宣>

―[デジタル四方山話]―

【柳谷智宣】
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「Wi杯」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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