補聴器の音楽体験が向上! オーティコン モアシリーズが新音楽プログラムを開始

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 オーティコン補聴器は9月21日に、世界ではじめてAI機能(補聴器専用DNN)を搭載した補聴器「オーティコン モア」シリーズ向けの音楽プログラム「Oticon MyMusic(オーティコン マイミュージック)」を発表した。

 「Oticon MyMusic」は、さまざまなタイプの難聴を持つ音楽愛好家と共同開発された。生演奏からストリーミング音楽まで、あらゆる場面で補聴器ユーザーに優れた音楽体験を提供する。
 音楽は、会話音声と比較して周波数範囲と音の強弱の変化がはるかに大きく、急激な音の変化も含まれるため、会話音の聞き取りに焦点を当てた従来の補聴器では、音楽の処理が難しかった。
 「Oticon MyMusic」は、「オーティコン モア」での技術革新を基に、長年にわたる音楽と聴覚の研究成果、近年発表された補聴器を音楽のために調整する際の一般的な推奨事項、さらに高度なハイファイ音響機器開発の現場で広く採用されている手法などを加味して、新たな視点から開発されている。
 さまざまな難聴タイプと音楽への関わりを持つ補聴器ユーザーが参加して行われた最終テストでは、難聴者が日常的に接する音楽について、コーラスやロックの生コンサートの臨場感を再現した「ライブ音楽」、ステレオスピーカーからクラシックやポップ音楽が流れる一般的な自宅での音楽鑑賞を再現した「ステレオ音楽」、電車の中やカフェなど、にぎやかな環境下でiPhoneから補聴器へ直接ストリーミングされた音楽やポッドキャストを聴く場面を再現した「ストリーミング音楽」の、3つのシーンでの音楽の聞き取りで、従来の音楽プログラムと比較して72%高い評価を獲得した。
 「Oticon MyMusic」を含む補聴器プログラムの設定は、補聴器販売店やクリニックなどでの、補聴器専門家による設定が必要で、補聴器プログラムは補聴器本体、リモートコントロール、スマートフォンの「オーティコン ON アプリ」などの併用によって、必要なタイミングで切り替えられる。
 「Oticon MyMusic」の発表にあわせて、同社は多くの補聴器ユーザーに音楽体験を体感してもらうため、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の前コンサートマスターであるダニエル・ゲーデ氏率いる「メランデ・ピアノ三重奏団」を迎えた「みみともチャリティコンサート」のオンライン配信に招待する。開催日時は11月5日19時からで、参加申し込みは専用ページから受け付ける。

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  • 9/22 16:00
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